金 4,947円 (+40)

プラチナ 4,965円 (-5)

1/5、ニューヨーク市場の金相場は1%以上値を上げた。ギリシャのユーロ離脱懸念や原油安を背景に、世界的に株安となったことを受けた。ユーロ安や中国での需要増も支援材料。金塊現物相場は、米東部時間午後3時06分(2006GMT)時点で1.3%高の1オンス=1204.30ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物の中心限月2月きりは1.5%高の1204.00で取引を終了した。三菱商事の金属ストラテジスト、ジョナサン・バトラー氏は「ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥る可能性など、ユーロ圏で起きていることが契機となり、ユーロ建ての金塊にショートカバーが入ったり、幾分の逃避買いが入ったりした。これがドル高による圧迫を打ち消したと思われる」と話した。ユーロ建ての金相場は1オンス=1007.47ユーロと、2013年9月以来の高値に上昇した。一方、ドルの対ユーロ相場は、欧州中央銀行(ECB)が近く追加の金融緩和に踏み切るとの見通しから、9年ぶりのドル高・ユーロ安水準に上昇した。ハイ・リッジ・フューチャーズ(米シカゴ)の金属取引責任者、デービッド・メガー氏は「こうした環境では、安全な逃避先や代替資産に対する需要が大きくなるだろう」と語り、ギリシャ情勢をめぐる懸念を背景に、高リスク資産から保守的な資産への移行が進むと指摘した。中国による金塊買いも旧正月を前に膨らんでおり、こうした需要は2月まで続く公算が大きい。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月の12月先ぎりが前日比32円高の4623円、他の限月は33~37円高。日中立ち会いは、ニューヨーク商品取引所(COMEX)金塊先物相場が東京の休場期間中に下落したことを受けて、手じまい売りが先行し、安く始まった。その後、NY金時間外取引が上昇したことから買い戻され、切り返した。午後もNY金の時間外相場の上昇を背景に堅調推移した。銀はおおむね上昇。終値は6月きりの1円20銭安を除き、30銭~1円20銭高。白金は反発。中心限月の12月先ぎりは14円高の4746円、他の限月は3~26円高。日中立ち会いは、NY安を受けた売りに下げて始まったが、NY時間外相場の上昇を受けて買い直され、プラス圏に浮上した。パラジウムは続落し、27~54円安で取引を終えた。