金 4,907円 (+27)

プラチナ 4,970円 (+32)

12/30、ニューヨーク市場の金相場はドルや株価の下落を背景に、一時2%超上昇した。ロシアと欧米諸国との間の緊張懸念もチャート上の主要な水準の突破を助けている。金現物相場は一時、2.3%高の1オンス=1209.90ドルまで上昇。米東部時間午後2時15分(1915GMT)時点では1.5%高の1200.20ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物の中心限月2月きりは18.50ドル(1.6%)高の1200.40ドルで引けた。INTL・FCストーンのアナリスト、エド・メイア氏は「金相場は過去数日間でジェットコースターのような値動きだ」と指摘した。金相場は、長期の上値抵抗線水準の1235ドルを依然下回っていることから、テクニカル的には弱気とみられている。シカゴのiiトレーダーのシニア市場ストラテジスト、テディ・スループ氏は「強気筋にとって一つ心強いことは、きょうの出来高が最近の水準よりも多いことだ。しかし相場が1235ドルを上回って引けるまでは、強気筋は乗り気にならないほうがいい」と話した。金は2014年通年では1%弱の下落。今年はドル高と米利上げ観測が相場を圧迫した。東京貴金属の大納会の金は3営業日ぶりに反落。中心限月2015年12月先ぎりは前日比22円安の4591円、他限月は23~31円安で取引を終えた。日中立ち会いは、29日のニューヨーク金先物相場がドル高を背景に下落した流れを引き継ぎ、安寄りした。その後は、堅調に推移したNY時間外を眺め、下げ渋った。14年の先ぎりの値動きをみると、1月の大発会に4164円で取引が開始された後、10月まではおおむね4000~4500円でもみ合う展開となったが、その後は円安進行を映して上昇基調が強まった。結局、大発会の始値と比べ、427円上昇して14年の取引を終えた。大納会の銀はおおむね反落。終値は90銭~1円70銭安。期近15年4月、期中15年6月きりは取引が成立しなかった。白金も反落。29日のNY安が重しとなり、15年12月先ぎりは17円安の4732円で大引けた。1月大発会の始値(4785円)比では53円安。他限月の大納会終値は11~25円安。パラジウムは弱含みで終了。出合いのなかった期中2限月を除き、51円安~変わらずで終わった。