金 4,890円 (-23)

プラチナ 4,922円 (+22)

12/23、ニューヨーク市場の金相場はほぼ変わらず。好調な米GDP(国内総生産)統計でドルが上昇したことを受け、値を消した。リスク選好姿勢の強まりから株価が上昇する中、金は売られやすい地合いとなった。第3四半期の米実質GDP確定値は5%増と、11年ぶりの高い伸び。米経済の成長加速を示すこれまでで最も強いサインとなった。アナリストは「市場を動かしているのは引き続きドル相場だ。良好な米経済指標は年明けも続きそうだ」と指摘した。金現物は米東部時間午後2時39分(1939GMT)時点で0.02%高の1オンス=1174.90ドル。一時は1185ドルまで上昇した。22日には2%近く下落し、12月1日以来の安値である1170.17ドルを付けた。金先物2月きりは0.2%安の1178.00ドルで終わった。23日は日本市場が休場だったことに加え、25日の欧米のクリスマス休場を前に商いは薄かった。欧米の株式市場は上昇。ダウ工業株30種平均は、米GDP統計を受けてリスク選好姿勢が強まり、初めて1万8000ドルを突破した。主要通貨バスケットに対するドル指数は0.3%上昇し、2006年4月以来の高値を付けた。ドルが上昇すれば、ドル以外の通貨の保有者にとってドル建ての金塊は割高となる。現物市場では、22日の相場下落を受け、中国が値頃買いを入れたことが支援要因。上海市場の1オンス当たりの金相場は、世界指標相場と比べて最大5ドル高と、プレミアムが拡大。国際通貨基金(IMF)の統計によると、ロシアの11月の金準備は8カ月連続で増加、ウクライナは2カ月連続で減少した。RBCキャピタル・マーケッツのジョージ・ゲロ氏は「ロシアの売却のうわさがあったが、実際には増えていた」と語った。