金 4,913円 (+9)

プラチナ 4,900円 (+3)

12/19、ニューヨーク市場の金相場は小反落。ドルの上伸に加え、米利上げ期待で投資家のリスク選好が高まったことが圧迫材料になり、1オンス=1200ドルを下回った。金現物相場は米東部時間午後2時11分(1911GMT)時点で0.2%安の1195.06ドル。このままいけば週間ベースでは2.2%の下げとなる。米連邦準備制度理事会(FRB)が17日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、2015年中の利上げに向かっているものの、忍耐強く対応する姿勢を示したことで、金相場の下落は抑えられた。金利上昇は、利子の付かない金塊の圧迫要因になる。金は08年のリーマン・ショック後の数年にわたる低金利環境下で押し上げられていた。コメルツバンクのアナリスト、カルステン・フリッチュ氏は「ドルの強さを考えると、FOMC後に金が急落しなかったのは意外だ」と述べた。同氏は「金相場は、来年前半は若干圧迫される。恐らく第2・四半期とみられる米国の利上げの影響や、インフレ期待の低下、原油安、米国外の景気低迷を背景に、1100ドル近辺で推移するだろう」と予想した。複数の米トレーダーは、年末を控えて閑散な取引となる中、一部ファンドは模様眺め姿勢だが、他の市場参加者は若干の安値拾いに動いたと指摘した。インドの金輸入業者は、ロンドン市場価格に対し、オンス当たり2ドルのディスカウントを提示している。ディスカウントの提示はほぼ5カ月ぶりで、市場の供給過剰が背景。輸入業者は通常、ロンドン市場価格に上乗せした価格を提示するが、インドでは過去3カ月間の輸入急増を受けて、12月は金需要の大幅減少が見込まれる。東京貴金属の金相場は続伸。終値は中心限月2015年10月先ぎりが前日比27円高の4599円、他限月は24~33円高。日中立ち会いは、様子見ムードとなり、まちまちで始まった。その後、円相場の軟化やニューヨーク時間外高を眺めてジリ高となった。銀は手じまい商いに10銭安~70銭高と小幅まちまち。12月当ぎりと6月きりは出合いがなかった。白金は戻り待ちの売りに反落で寄り付いたものの、NY時間外高を反映して切り返した。終値は10~23円高。パラジウムは約定された期先3限月が46~56円高と上伸。