金 4,826円 (-19)

プラチナ 4,840円 (-53)

12/16、ニューヨーク市場の金相場はほぼ変わらず。1オンス=1200ドルを割り込んでいる。ドルの下げ幅縮小や、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)の声明から事実上のゼロ金利を「相当の間」維持するとの文言を削除する可能性があるとの懸念が背景。金現物相場は米東部時間午後3時23分(2023GMT)時点で0.1%高の1193.86ドル。日中安値は1188.41ドルだった。米国時間の15日夜間には、ロシアの大幅利上げ発表を受け12分間で1%強急騰、一時1221.40ドルを付けていた。ニューヨークのRBCキャピタル・マーケッツの貴金属ストラテジスト、ジョージ・ジェロ氏は「17日午後のFOMC声明発表を控え不安定な値動きだった。金トレーダーはFRBが声明から事実上のゼロ金利を『相当の間』続けるとの文言を削除し、方針転換することを懸念している」と述べた。投資家は、16、17の両日に開かれるFOMCの結果がこれまでよりタカ派的なものになるか見極めようと、様子見姿勢を取っている。原油相場も引き続き材料視された。米原油先物は5年半ぶりの安値となる1バレル=53ドル台を付けた後は下げ幅を縮め、ほぼ横ばいで終了した。ドルは対ユーロで3週間ぶりの安値まで下落した後、若干値を戻した。ノバスコシア銀行の貴金属部門責任者サイモン・ウィークス氏は「(金現物の)急騰後、ルーブルは幾分値を戻しており、事態は若干落ち着いたように見える」と指摘した。同氏は「1200ドルが依然、重要な水準のようだ。FOMCを控えて荒い値動きになるだろう」との見方を示した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物の中心限月2月きりは13.40ドル(1.1%)安の1194.30ドルで引けた。東京貴金属の金相場は大幅続落。終値は中心限月2015年10月先ぎりが前日比134円安の4508円、他限月は133~136円安。日中立ち会いは、ニューヨーク相場安と為替の円高・ドル安を受けて安寄りした。その後も円相場の上昇を眺めて下げ足を速めた。銀は金の下げに追随し、2円90銭~3円70銭安と大幅続落。4月きりは出合いがなかった。白金はNY安と円高が重なり、90~101円安と4営業日続落。安寄り後も水準を切り下げている。パラジウムは約定された期中以降が61~88円安。