金 4,962円 (-45)

プラチナ 4,979円 (-75)

12/12、ニューヨーク市場の金相場は買い手の一部が最近の上伸を受けて利益確定に動いたことから、小幅下落した。ただ、ドル相場の反落や原油価格の下落を背景にリスク選好度が低下する中、週間では金現物は2.5%上伸し、2カ月ぶりの大幅な上昇率となった。株式相場の下落を受けて、一部投資家は代替資産として金に一段と買いを入れた。一方、ドル相場の反落を映し、他の通貨を保有している投資家にとっては金が割安となった。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリーゼマン氏は「株式市場が急落したことで貴金属相場が上昇した。つまり、市場関係者の間では特にリスク選好度の面で株式と金との間には依然明確な相関関係がある」と指摘した。金現物は米東部時間午後3時38分(2038GMT)時点で、0.5%安の1オンス=1221.66ドル。金先物2月きりは0.3%安の1222.50ドルで引けた。ただ、週間では2.7%高となった。金現物はこの日、ロイター・米ミシガン大学が発表した12月の消費者景況感指数(暫定値)が約8年ぶりの高水準となったことから、一時1%程度下落した。シカゴのRJOフューチャーズの上級市場ストラテジスト、エリ・テスファエ氏は「良好な経済指標は基本的に、米連邦準備制度理事会(FRB)を一段とタカ派にして利上げに向かわせる支援材料となる。金にとっては決して良い材料ではない」と述べた。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月の2015年10月先ぎりが前日比13円高の4666円、他の限月は8~22円高。日中立ち会いは、円安を眺めた手じまい買いが先行した。その後、NY金の時間外取引が軟調に推移したことから、いったんは上げ幅を縮小したが、終盤は再び円安・ドル高の進行につれて買い戻された。銀は小幅まちまち。20銭安~50銭高で終了した。白金は小幅続落。中心限月15年10月先ぎりは7円安の4765円、他の限月は4月きりの2円高を除き7~13円安。日中立ち会いは、円安を受けて堅調に始まったが、その後は週末を控えた整理売りに値を沈めた。パラジウムは期近2限月を除く4限月が約定し、7~26円高で取引を終えた。