金 4,985円 (+18)

プラチナ 5,085円 (-9)

12/8、ニューヨーク市場の金相場は反発。米ドル安にサポートされる中、テクニカル要因に基づく買いで、取引終盤に上昇した。金現物は米東部時間午後3時1分(2001GMT)時点で1%高の1オンス=1203.51ドル。一時、1208.19ドルの高値を付けた。前週末5日は、11月の米雇用統計で非農業部門就業者数が約3年ぶりの大幅増を記録したのを受け、1.1%下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは0.4%高の1オンス=1194.90ドルで終了。RJOフューチャーズ(シカゴ)の上級市場ストラテジスト、エリ・テスファエ氏は「全てテクニカルな買いだった。現在、1200ドルが譲れない一線となっている」と指摘。「1200ドルに近づくたびに、若干の買い意欲が見られる」と述べた。11月の中国の貿易統計で輸入がマイナスとなったほか、日本の7~9月期の実質GDP(国内総生産)改定値が速報値から下方修正されたのを受け、欧州市場の株価は下落した。マッコーリーのアナリスト、マシュー・ターナー氏は「(金市場に関しては)大きなマクロ経済の変化がなければ、現時点では、どのような要因が新たなレンジへと動かし、定着させるのかについて、見極めづらくなっている」と説明。「誰もが米連邦準備制度理事会(FRB)がどの時点かで利上げを行うと見込んでおり、これと異なる状況になると考えている人は現在ほとんどいない」と述べた。世界最大の金上場投資信託SPDRゴールド・トラストの金保有高は5日、0.12%増の720.91トンとなったが、なお6年ぶりの低水準。東京貴金属の金相場は反発。終値は中心限月2015年10月先ぎりが前週末比14円高の4653円、他限月は11~14円高。日中立ち会いは、5日のニューヨーク相場安と為替の円安・ドル高の綱引きで、小幅まちまちで始まった。その後、NY時間外の堅調を眺めて水準を切り上げ、午後は高値圏でのもみ合いに移行した。先ぎりは夜間取引で4670円をつけ、継続足の年初来高値を前営業日に続いて更新した。銀は40銭安~20銭高と小幅まちまち。白金は20~31円高と3営業日続伸。円安を受けて堅調で始まり、あと時間外高を眺めて値を伸ばした。パラジウムは50~88円高。10月先ぎりは年初来高値の3145円をつけた。