金 4,951円 (-17)

プラチナ 5,070円 (+33)

12/4、ニューヨーク市場の金相場は軟化した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が定例理事会後に、来年にこれまでの金融政策を見直すと述べたことを受けてユーロが対ドルで反発したため、下げ幅を縮小した。5日発表の主要な米経済指標を控え、金は依然圧迫されている。投資家は、ECBが量的緩和に向かっていることを示す明確なシグナルをドラギ総裁に期待していた。金現物相場は米東部時間午後2時47分(1947GMT)時点で0.2%安の1オンス=1206.87ドル。ただ、その前に付けた安値の1201.07ドルから小締まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは1.00ドル安の1207.70ドルで引けた。ユーロは28カ月ぶり安値から反発し、0.3%高。トレーダーらによると、5日の米雇用統計発表を控えた不透明感や、1日の金相場の振れ幅の大きさを受けた警戒感が、金相場の頭を抑え、相場続伸を妨げているという。スイスのMKSの取引責任者アフシン・ナバビ氏は「市場は非常に神経質になっている。1日の記憶がなおとても鮮明である中、方向感の乏しさから皆が警戒している」と指摘。「金はただユーロの動きに追随している」と述べた。4日発表された米週間新規失業保険申請件数は前週から減少し、労働市場の改善を示した。東京貴金属の金相場は反発。中心限月2015年10月先ぎりは前日比51円高の4645円で取引を終えた。日中立ち会いは、3日のニューヨーク金先物相場が安全資産としての見直し買いに反発した上、為替相場が円安・ドル高に振れたことから、手じまいや強気の買いが先行して始まった。その後は、決め手を欠き伸び悩んだが、全般は底堅く推移した。他限月は49~53円高。銀は10銭~80銭高。白金も上伸し、この日の高値近辺で引けた。NY高と円安を受けた手じまい買いが先行し、15年10月先ぎりが62円高の4764円、他限月は58~62円高。パラジウムは約定された期中以降の4限月が22円安~変わらず。