金 4,803円 (+55)

プラチナ 4,822円 (+21)

11/18、ニューヨーク市場の金相場は1%近く上昇し、一時は1オンス=1200ドルを上回った。同日発表された独ZEW景気期待指数が予想を上回ったことなどが原因でドルが対ユーロで下落したことが背景。10月の米卸売物価指数が予想に反して上昇したことはおおむね材料視されなかった。同指標は、超低金利をもう少しの間維持しようとする米連邦準備制度理事会(FRB)の意思を後押しする可能性がある。一方、一部市場参加者は、投資家が比較的割安感のある資産を年内に探し始めたことが金相場にプラスになるだろうと述べた。シカゴのRJOフューチャーズのシニア商品ブローカーのフィリップ・ストレイブル氏は「多くの投資家が割安感のある投資対象を探し始めた。1200ドルを下回る水準の金はかなり魅力的だ」と指摘した。米東部時間午後2時42分(1942GMT)時点で金現物相場は0.7%高の1オンス=1195.06ドル。一時は10月30日以来の高値となる1204.70ドルを付けていた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは13.60ドル高の1197.10ドルで終了した。金は11月7日に付けた4年半ぶり安値の1131.85ドルから約6%反発した。ドルは主要通貨バスケットに対し0.4%下落。11月のZEW景気期待指数は約1年ぶりに上昇し、ドイツ経済の改善への期待を抱かせる内容だった。これを受けてユーロが上昇したことが主因。市場は19日に公表される10月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を待っている。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの保有高は17日に0.33%増加し、723.01トンとなった。11月3日以来の増加だった。東京貴金属の金相場は続伸。中心限月2015年10月先ぎりは前日比26円高の4444円、他限月は26~28円高で取引を終えた。日中立ち会いは、為替相場が円安・ドル高に振れたのを受け、手じまい買いが先行して始まった。円安一服を眺め、買い一巡後に伸び悩む場面もあったが、ニューヨーク金先物時間外相場が東京商品取引所の大引けにかけて水準を切り上げたことから、引け際はこの日の高値近辺でもみ合った。銀は期近2限月と期先2限月が反落。30~80銭安で大引けた。白金は続伸。円安とNY時間外の下値の堅さを背景に強地合いを維持し、12~22円高で終わった。パラジウムは期先2限月が10~14円高で終了。