金 4,625円 (+55)

プラチナ 4,770円 (+37)

11/11、ニューヨーク市場の金相場はドル相場安に加え、前日の下落でアジア投資家の現物買いの関心が高まったため反発した。ただ、米株価高が引き続き地合い圧迫要因。トレーダーによると、前日に金相場が下落したことから、11日には欧州や中国で現物買いが膨らんだ。先週、金相場が1オンス=1131.85ドルと、4年半ぶりの安値を付けたあと、金や銀の投資用コイン・棒の販売も急増した。トレーダーは「相場が下げてから、リテールの需要が極めて強い」「現物需要が支えている。アジアの買い関心もしっかりしている」と語った。米東部時間午後2時41分(1941GMT)現在、金現物相場は1.7%高の1169.95ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物の中心限月12月きりは3.20ドル高の1163ドル。暫定データによると、出来高は30日平均を20%上回った。ドル指数が0.4%低下したことが金相場を支えた。アナリストはダウ工業株30種平均が10日に4日連続で高値を更新して引けたため、安全な逃避先としての金の魅力が後退する可能性があると指摘した。ヘッジファンドのレッド・カイトは10日、金はポートフォリオを多様化する上での妥当な資産と見なされなくなったため、2008~09年の金融危機以来の800~900ドルに向けて下げる可能性があるとの見解を示した。世界最大の金上場投資信託SPDRゴールド・トラストの金保有高は10日、1.8トン減少し、6年ぶりの低水準となった。今月だけで15.8トン流出している。東京貴金属の金相場は反落。中心限月2015年10月先ぎりは前日比30円安の4263円で取引を終えた。日中立ち会いは、10日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高を受けて急落したことから、買方の手じまいが先行して始まった。寄り後は、為替の円安・ドル高を眺めた新規買いなどが先行し、下げ渋った。他の限月は29~33円安。銀は20銭~90銭安。12月当ぎりと4月きり、6月きりの3限月は出合いなし。白金も反落。NY白金安を受けた手じまい売りが先行し、15年10月先ぎりは10円安の4497円、ほかは4~17円安で取引を終えた。パラジウムは成約した期先2限月が4~12円安。