金 4,570円 (-32)

プラチナ 4,733円 (-26)

11/10、ニューヨーク市場の金相場はドル高を眺めて2%超反落、前週末7日の上げ幅をほぼ帳消しにする形となった。ただ、トレーダーらによると、米国の先物市場で買い意欲の再燃の兆候があるため、これが相場の下支え要因となる可能性がある。原油先物相場安、米国の株の上昇も金相場の下押し圧力となった。7日の金相場は約3%上昇。米国の雇用統計がわずかに市場予想を下回り、ドル売りが誘われた。大半のアナリストらが、7日の金相場上昇はショートカバーが原因だと考えているが、取引所の統計を踏まえると、金先物市場で新規の買いが入った可能性がある。CMEグループのデータによれば、金先物の未決済約定残高は7日時点で約1万6000枚(4%)増の43万4295枚と、1年3カ月ぶりの高水準を記録した。オーラム・オプションズ・ストラテジーズの主任金トレーダー、ポール・サックス氏は「(CMEの統計について)金市場に新規の買いを入れることが決意されたと、一部の関係者は判断している」と述べた。金現物相場は米東部時間午後2時35分(1935GMT)時点で、2.2%安の1オンス=1152.77ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物の中心限月12月きりは10ドル安の1159.80ドルで終了。ロイターの暫定データによると、出来高は30日間平均を約25%上回る水準。世界最大の金上場投資信託SPDRゴールド・トラストの金保有高は7日時点で5.7トン減と、1日当たりの流出高としては過去3週間で最大。金相場の下げ局面は、まだ終わっていないもようだ。ロイター通信の調査対象の多くのアナリストやトレーダーが、年末までに1オンス=1000ドルまで値を下げる可能性があると予想している。東京貴金属の金相場は急反発。中心限月2015年10月先ぎりは前週末比88円高の4293円で取引を終えた。日中立ち会いは、先週末7日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル安を背景に急伸したことから、売方の手じまいが膨らみ、4営業日ぶりに上昇して始まった。寄り後は、為替相場の円高・ドル安を眺めた新規売りなどが出て、伸び悩んだ。他の限月は87~90円高。銀は80銭~2円高としっかり。白金は4営業日ぶりに反発。NY白金高を受けた手じまい買いが先行し、15年10月先ぎりが47円高の4507円、ほかは43~53円高で取引を終えた。 パラジウムは約定した期先2限月が50~63円高。