金 4,526円 (+14)

プラチナ 4,732円 (-17)

11/6、ニューヨーク市場の金相場は上昇。5日に相場が4年ぶり安値水準に大幅下落したことで一部の買い手が市場に戻ったことが背景。ドルが利食い売りに下げたことも、金相場を支えた。金現物相場は米東部時間午後2時33分(1933GMT)時点で0.3%高の1オンス=1144.30ドル。7日発表の米雇用統計が待たれる中、控えめな商いだった。相場は依然として、5日に付けた2010年序盤以来の安値1137.40ドル付近にある。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物12月きりは0.3%安の1142.60ドルで終了した。一時は5日に付けた4年超ぶり安値の1137.10ドルに近づいた。ニューヨークのオーラム・オプションズ・ストラテジーズの主任金トレーダーのポール・サックス氏は「きょうは相場が安定を維持しているが、7日朝の雇用統計発表を前に誰も大きな動きをしたがらない。もし雇用統計が上向きな内容となれば、弱気筋が動くかもしれない」と語った。7日の米雇用統計は連邦準備制度理事会(FRB)が他の主要銀行に先駆けて金融政策の引き締めに動くとの見方を強める可能性があり、そうなれば金相場を一層圧迫するとみられる。ドル指数は6日には軟化した。ただ、最近数営業日での急伸により、金相場は主要な下値支持線で昨年の28%急落局面の最安水準である1180ドルを割り込んだ。テクニカルアナリストらは、相場が主要な下値支持線を割り込んだことで、今後1000ドルの水準を試すこともありうるかもしれないと述べている。世界最大の金消費国である中国の需要鈍化への懸念が高まっている。上海金取引所の相場は今週の大半において、国際指標相場を下回っている。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2015年10月先ぎりが前日比23円安の4212円、他限月は23~27円安。5日のニューヨーク金先物相場は、ドル高・ユーロ安や堅調な米株式を受けて6営業日続落。東京市場はNY安を映し、買方の手じまいが先行して始まった。円が対ドルで115円台に下落するなど円安効果で、一時下げ幅を削る場面もあったが、円の引き締まりや軟調なNY時間外を眺め、売り直された。銀は70銭~1円80銭安。安寄り後は狭いレンジでもみ合った。白金は小幅続落。15年10月先ぎりが6円安の4493円、ほかは5~14円安。期先がもちあいで始まった後、NY時間外安や円安一服を受け、売り優勢の地合いが続いた。パラジウムも期中以降の4限月が続落。