金 4,517円 (-35)

プラチナ 4,667円 (-25)

10/30、ニューヨーク市場の金相場は1%下落し、1オンス=1200ドルを割り込んだ。7~9月期の米実質GDP(国内総生産)が堅調な内容だったことで、早期利上げ観測が強まった。商務省が発表したデータによると、貿易赤字の縮小や防衛関連支出の伸びがGDPを押し上げたが、内需は減少しており、経済の勢いがやや減速したことを示唆した。前日は、連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、米経済に対して強気な見通しが示されたことや、量的緩和第3弾(QE3)の終了が決定されたことから金は売られたが、この日も売りが続いた。アナリストらは、早期利上げ観測やドル高は金相場の重しとなる可能性があると指摘した。ドイツ銀行のコモディティー調査責任者、マイケル・ルイス氏は「われわれの感覚では、(高い)実質金利やドルという点で、一段の調整がまだあることは明らかだ。金は現在の安値を割り込むだろう」と述べた。金現物は、3週間ぶりの安値となる1オンス=1195.70ドルの安値を付けた後、米東部時間午後3時16分(1916GMT)時点では、1.1%安の1198.70ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、26.30ドル安の1198.60ドルで引けた。米金利先物市場では、来年9月の利上げ可能性が50%超とみられている。従来は来年10月との見方が多かった。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月2015年10月先ぎりが前日比41円安の4232円、他限月は38~44円安。29日のニューヨーク金先物相場は、日中立ち会いが小幅安だったが、取引終了後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受け、時間外に移行してから下げ幅を拡大。東京市場はNY時間外安を受け、手じまいなどが先行。その後もNY時間外が水準を一段と切り下げたことから売りが膨らみ、この日の安値圏で取引を終えた。銀は15年4月きりの20銭高を除いて、20~70銭安で大引け。白金も、軟調なNY時間外を受けて反落。15年10月先ぎりが23円安の4452円、ほかは13~26円安。パラジウムは期中、期先の4限月が反落。