金 4,572円 (+24)

プラチナ 4,695円 (+52)

10/28、ニューヨーク市場の金相場は上昇した。9月の米耐久財受注が予想を下回り、ドルが圧迫されたことが背景。耐久財受注統計のうち、航空機を除く非国防資本受注は前月比1.7%減と、下落率は8カ月ぶりの大きさとなった。市場は、29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明発表に注目している。金融市場が不安定になっていることを踏まえ、連邦準備制度理事会(FRB)は利上げまでしばらく待つ考えを強調するとみられる。RBCキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)のバイスプレジデント、ジョージ・ゲロ氏は「耐久財受注発表後の金相場の上昇は、FOMCでは、事実上のゼロ金利政策の解除に関するいかなる手掛かりも示されないとみられることを改めて認識させた」と述べた。金現物は、一時2週間ぶり安値の1オンス=1222.20ドルを付けたが、その後上げに転じ、米東部時間午後2時49分(1849GMT)時点では0.3%高の1228.47ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、ほぼ横ばいの1229.40ドルで終了。ロイターの暫定データによると、出来高は30日間移動平均に沿った水準だった。S&P500種株価指数の上昇や、10月の米消費者信頼感指数が7年ぶりの高水準になったことは金相場の重しとなった。FRBは量的緩和を終了させる見通し。アナリストらによると、量的緩和の終わりは明らかに金にとって弱材料だが、市場は既に織り込み済みという。金相場はまた、底堅い現物需要に下支えされている。米造幣局によれば、10月に入ってこれまでに約6万オンスのイーグル金貨が販売された。月間販売高としては1月以来の高水準。地政学的な不透明感の高まりに加え、アジアや欧州の小口投資家の関心が高まったことが背景。