金 4,579円 (0)

プラチナ 4,668円 (+14)

10/23、ニューヨーク市場の金相場は続落。予想を上回る経済指標や良好な企業決算が世界的に株価を押し上げた一方、ドル指数がほぼ1週間ぶりの高水準を維持し、金属の現物需要は低下した。この日発表された先週の米新規失業保険申請は6週連続で30万件を下回り、米労働市場にとって世界経済の成長不安は悪材料とならないことが示された。S&P500種株価指数は幅広く買われ、一時1.5%超高。強い内容の決算を受け、投資家は世界経済の成長不安があっても企業活動は引き続き好調との見方を強めた。一方、アナリストらによると、金上場投資信託(ETF)からの資金流出が金への投資魅力の低下を示している。ナティクシスのアナリスト、バーナード・ダダ氏は「金現物を裏付けとするファンドから依然として資金が流出している。欧米の投資家は金を保有することにあまり熱心ではない」と述べた。金現物は米東部時間午後2時8分(1808GMT)時点で0.9%安の1オンス=1229.12ドル。一時は1週間ぶりの安値となる1226.17ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは16.40ドル安の1229.10ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均とほぼ同様だった。世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの22日時点の金保有高は0.3%減の749.87トンと、2008年末以来の低水準となった。今週の流出量は11トンを上回り、9月中旬以来、最大となった。東京貴金属の金相場は期先3限月が切り返す。終値は、中心限月2015年8月先ぎりが前日比2円高の4290円、他限月は3円安~1円高。東京の日中立ち会いは、22日のニューヨーク金先物相場が、ドル高を受けて反落した流れを引き継ぎ、ポジション調整の売りが先行。その後は、NY時間外の下げ渋りを眺め、期先3限月がプラス圏に浮上、期近3限月も戻りを試した。銀は反落。出合いのない10月当ぎりと15年2月きりを除いて、60銭安~1円10銭安。白金も、NY時間外安を眺め反落。15年8月先ぎりが22円安の4421円、ほかは17~34円安で終了した。パラジウムは約定された12月きりと期先3限月が、13~26円安と反落して大引けた。