金 4,541円 (+34)

プラチナ 4,740円 (+46)

10/8、ニューヨーク市場の金相場は3日続伸した。直近の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、FOMC参加者がドル高やインフレ減速、欧州とアジアの経済の混乱を憂慮していることが分かり、米低金利は続くとの見方が広がった。9月のFOMCで利上げをめぐる政策協議が過熱したことを示す議事要旨が公表され、金相場の上昇は加速した。オルタナティブ・インベストメンツ・キャピタル・アセット・マネジメントLLC(ニューヨーク)のトレーディング担当責任者、ダニエル・ウォン氏は「金投資家にとっての焦点は目下、米連邦準備制度理事会(FRB)と米国の金融政策だ。市場ではFRBが2015年第2四半期あるいは第3四半期まで利上げできないとの見方が広がっており、金相場は短期的にはボックス圏の動きとなる公算が大きい」と話した。トレーダーらによると、金相場の3日続伸は、ドルが対主要通貨バスケットで急落したことが背景だが、株高で上げ幅は抑えられた。金現物は米東部時間午後3時7分時点で0.8%高の1オンス=1218.79ドル。取引時間中の高値は1220.60ドル。FOMC議事要旨の発表前には米原油先物が下落し、ドル指数が4年ぶりの高値近辺まで上昇したことから、金は一時、値を消す場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物は大商いとなり、12月きりは6.40ドル安の1オンス=1206ドルで取引を終えた。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月の2015年8月先ぎりが前日比24円高の4231円、他限月は21~25円高。日中立ち会いは、円高・ドル安の進行をニューヨーク金相場の上昇が打ち消し、小動きで始まった。その後は、円の軟化やNY金時間外相場の堅調を眺め、軒並み引き締まった。銀は小幅まちまち。終値は30銭安~90銭高。白金は続伸。中心限月の15年8月先ぎりが47円高の4449円、他限月は42~57円高。NY相場の上昇を受け、高寄りした後も円の軟化に支えられ堅調に推移した。パラジウムは17~116円高で引けた。