金 4,507円 (-17)

プラチナ 4,694円 (+28)

10/7、ニューヨーク市場の金相場は続伸した。国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを下方修正したほか、ドイツの弱い鉱工業生産指数を受けて懸念が一段と強まり、金塊の安全資産としての訴求力が高まった。IMFはこの日、ユーロ圏主要諸国や日本に加え、ブラジルなどの巨大新興市場の成長の弱さを指摘。これによりドルが下落する一方、金相場は上昇した。株価も世界的に下落。ニューヨーク市場のS&P500種株価指数が1%を超える下げ幅となり、下げを主導した。前日の金相場は大幅に反発していた。ドルの急落が引き金となり、15カ月ぶりの安値を付けていた金に新たな現物需要が生じたほか、ショートカバーの動きが広がった。ただ、株式が幅広く売られたにもかかわらず、金相場は一段高とはならなかった。RBCキャピタル・マーケッツのジョージ・ジェロ副社長は「(金相場の)前日の上昇を踏まえた上で、IMFが世界経済見通しを下方修正するとともに一部市場でのリスクを警告したことから、トレーダーらは模様眺めをしている」と述べた。金現物は米東部時間午後3時18分(1918GMT)時点で0.4%高の1オンス=1211.20ドル。前日は1.3%高と、1日の上げ幅としては2カ月ぶりの大きさで引けた。先週、ドルの対主要通貨相場が4年ぶりの高値となったことに伴い、金相場はほぼ4年ぶりの安値となる1180ドルを付けた。この日のドルの対主要通貨指数は0.4%安と2日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物は大商いとなり、12月きりは5.10ドル高の1212.40ドルで取引を終えた。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月2015年8月先ぎりが前日比26円高の4207円、他限月は24~27円高。週明け6日のニューヨーク金先物相場は、テクニカル要因による買い戻しが入り反発。東京の日中立ち会いは、NY高を受け、ポジション調整の買いが先行。その後も強地合いを維持した。銀は出合いのない12月きりを除き、60銭高~1円50銭高と反発。白金は5営業ぶり反発。高寄り後も堅調に推移した。15年8月先ぎりは149円高の4402円、ほかは140~159円高。パラジウムも反発。