金 4,478円 (-60)

プラチナ 4,513円 (-198)

10/3、ニューヨーク市場の金相場は下落し、今年に入って初めて1オンス=1200ドルを割り込んだ。強い米雇用統計を受けた来年の米利上げ観測の拡大でドルが上昇したことが背景。現物は7月の高値の1345ドルから11%安と調整局面に入っており、4年ぶり安値の1180ドルを下回る展開も視野に入っている。マーケットウオッチャーらによると、アジアと欧州の経済成長には起伏があるにもかかわらず、米経済の強い先行き見通しによって金の安全資産としての魅力が低下した。マーク・ファンズのアクセル・マーク最高投資責任者(CIO)は「強い米雇用統計は金相場を押し下げ、金を保有する人々を失望させるのに十分だった」と述べた。金現物は一時2%安となり、昨年12月31日以来の安値の1オンス=1189.64ドルを記録。米東部時間午後3時10分(1910GMT)時点は1.8%安の1192.20ドルで取引された。1日の下げ幅としては7月以来の大きさ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物は大商いとなり、12月きりは22.20ドル安の1192.90ドルで引けた。東京貴金属の金相場は下落。終値は中心限月2015年8月先ぎりが前日比18円安の4243円、他限月は17~21円安。日中立ち会いは、米雇用統計を控えたポジション調整で、為替が円高・ドル安に向かったことを受け、安寄りした。その後は円高が一服したため、下げ渋った。銀も70銭~1円20銭安と軟調。白金は163~173円安と大幅続落し、軒並み一代の安値を更新した。8月先ぎりは一時、継続足で13年10月以来の安値となる4394円を付けた。2日のニューヨーク白金が、欧州経済の不透明感を背景に5年1カ月ぶりの安値で終了したことを受けて安寄りし、寄り後も時間外安になびいて下げ幅を広げた。パラジウムは39~159円安。