金 4,581円 (-3)

プラチナ 5,062円 (-34)

9/9、ニューヨーク市場の金相場は続落し、1オンス=1250ドルを割り込んだ。テクニカルな売りに加え、米連邦準備制度理事会(FRB)や他の中央銀行の利上げが想定よりも早まるとの観測から3カ月ぶりの安値を付けた。他の貴金属も金につれ安となり、プラチナは7カ月ぶりの安値、銀は19ドルを下回った。ドルが対ユーロで14カ月ぶりの高値まで上昇し、コモディティー(商品)相場は圧迫された。米国経済は想定通り成長し、FRBが来年利上げに踏み切るとの楽観的な見方がドル相場を押し上げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、1250ドルの下値支持線を割り込んだことを受けて損切り注文が出され、米東部時間正午からの20分間(1600~1620GMT)で1万2000枚を超える売買があった。RJOフューチャーズ(シカゴ)の上級商品ブローカー、フィリップ・ストレイブル氏は「一部のトレーダーは金に見切りを付けた。1250ドルの水準は多くの投資家にとって譲れない一線だった」と述べた。金現物は米東部時間午後2時22分時点で6.10ドル(0.5%)安の1オンス=1249.34ドル。一時は3カ月ぶりの安値となる1247.15ドルまで下げた。COMEXの金先物12月きりは5.80ドル(0.5%)安の1248.50ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均とほぼ同じだった。東京貴金属の金相場は小幅まちまち。終値は、中心限月2015年8月先ぎりが前日比1円高の4291円、他限月は6円安~変わらず。日中立ち会いは、8日のニューヨーク金先物相場が、為替のドル高・ユーロ安を受けて反落した流れを引き継ぎ、軟調に始まった。その後は、小幅レンジでもみ合いながらNY時間外の堅調を眺め、水準を切り上げた。銀は期先2限月が20銭~30銭安。白金はまちまち。方向感を欠いて始まった後も、手掛かり材料に乏しく、小動きで推移した。終値は9円安~1円高。パラジウムは11円安~7円高。10月当ぎりは出合いがなかった。