金 4,587円 (+16)

プラチナ 5,093円 (+2)

9/5、ニューヨーク市場の金相場は一時約3カ月ぶりの安値まで下落したものの反発して終了。弱い米雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退した。ただ、ウクライナと親ロシア派武装組織が停戦合意したことで上値は抑えられた。停戦合意は、ロシアと西側諸国の関係を冷戦後最悪の状態に陥らせているウクライナ東部での紛争が終結に向かう第一歩と受け止められた。8月の米雇用統計では非農業部門就業者数が14万2000人増と8カ月ぶりの低水準となったほか、職探しをあきらめた人の数が増加した。オンライン外為ブローカー、オアンダ(トロント)の上級通貨ストラテジスト、アルフォンソ・エスパルツァ氏は「金相場の上昇は、雇用統計を受け、FRBがすぐには利上げを実施しないとの見方が強まったことを示している。しかし、(ウクライナ東部の)停戦合意が安全な逃避先としての金の魅力をいくぶん低減させた」と述べた。金現物は1オンス=1273.45ドルの高値を付けた後、米東部時間午後2時21分(1821GMT)時点では、5.21ポイント(0.4%)高の1266.05ドル。オーバーナイト取引では一時6月11日以来の安値となる1256.90ドルを付けた。金相場は経済への楽観やドル高を背景に、週間で1.6%下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、0.80ドル(0.1%)高の1267.30ドルで終了。ロイターの暫定データによると、出来高は30日間移動平均を約10%下回る水準だった。東京貴金属の金相場は総じて小反落。2015年8月先ぎりは前日比変わらずの4287円で取引を終えた。日中立ち会いは、4日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高を受けて下落したことから、買方の手じまいが先行して始まった。その後は、NY時間外の戻りを眺めて買い戻され、下げ幅を縮めた。他限月は同1~6円安。銀は約定された10月当ぎりと期先2限月が同変わらず~20銭高。白金は小幅上伸。NY白金安を為替の円安・ドル高が打ち消し、まちまちで始まった。安寄り後はNY白金時間外の引き締まりを眺め、プラス圏に浮上した。終値は、10月当ぎりの同3円安を除き、同1~5円高。パラジウムは同38~56円高と反発。10月当ぎりは取引が成立しなかった。