金 4,585円 (0)

プラチナ 5,085円 (-12)

9/3、ニューヨーク市場の金相場は反発した。ウクライナ情勢の緊張が長引いているほか、ドル安に伴い安値拾いやショートカバーの買いが入った。ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部での停戦計画を提示したことから、金相場は序盤の取引で圧迫された。しかし、ウクライナのヤツェニュク首相はその後、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を控え、ロシアは西側諸国を欺こうとしているとして提案をはねつけた。金相場が前日に1.7%安となった上、地政学的緊張が高まったにもかかわらず、現物バイヤーの反応は薄かった。このためアナリストらは、上昇余地は限られているとみている。UBSの貴金属ストラテジスト、エデル・タリー氏は「現物需要の不足は金相場を下方向に動かしているが、5日の米雇用統計が驚くような内容であれば上向く可能性がある」と述べた。金現物は米東部時間午後2時6分(1806GMT)時点で4.40ドル高の1オンス=1269.80ドル。一時は6月17日以来の安値となる1261.19ドルまで下げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは5.30ドル高の1270.30ドルで取引を終えた。東京貴金属の金相場は反落。中心限月2015年8月先ぎりは前日比40円安の4281円、他限月は同40~44円安で取引を終えた。日中立ち会いは、2日のニューヨーク金先物相場がドル高を受けて大幅に水準を切り下げたのを眺め、手じまい売りが先行して始まった。底堅く推移するNY時間外が支援要因となり、下げ渋る場面もあったが、東京商品取引所日中開始時と比べ、為替が円高方向に引き締まったことから売り直され、結局、この日の安値圏で大引けた。銀は期先3限月が同60~80銭安で終了。期近3限月は取引が成立しなかった。白金も反落。NY安に追随して安寄り後も、円の対ドルでの上昇が重しとなり、弱地合いが継続した。終値は同22~29円安。パラジウムは出合いのなかった10月当ぎりを除き、同64~76円安で終わった。