金 4,585円 (-36)

プラチナ 5,097円 (-5)

9/2、ニューヨーク市場の金相場は活発な商いの中を下落し、1日の下げ幅としては7月中旬以来の大きさとなった。ドル高やテクニカルな売り、原油価格の下落が組み合わさったことで、金相場は2カ月半ぶりの安値を付けた。米東部時間午前6時30~40分(1030~1040GMT)の10分間に金相場は加速度的に下落した。下値支持線の1オンス=1275ドルと8月21日の安値に当たる1273.06ドルをいったん割り込むと、出来高は1万枚超に大きく膨らんだ。欧州中央銀行(ECB)が不安定なユーロ圏経済の下支えのために追加措置を取るとの観測に加え、この日発表された8月のISM米製造業景況指数や7月の米建設支出が強い内容だったことから、米ドルは対ユーロで上昇した。金ブローカー、シャープス・ピクスリーのロス・ノーマン最高経営責任者(CEO)は「金が下げるのはドルが大きく上昇したときだが、今回が明らかにその動きだ」と指摘。「政治や経済の懸念事項は多くあるが、市場参加者は悪いニュースに慣れがちで、これ以上は影響を受けない」と述べた。金現物は米東部時間午後3時14分(1914GMT)時点で21.58ドル(1.7%)安の1オンス=1265.46ドル。取引時間中には6月中旬以来の安値となる1262.42ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは22.40ドル(1.7%)安の1265.00ドルで終了。ロイターの暫定データによると、出来高は30日平均を約50%上回った。東京貴金属の金相場は3営業日続伸。中心限月2015年8月先ぎりが前日比8円高の4321円、他限月は同7~12円高で取引を終えた。1日のニューヨーク金はレーバーデーで休場。東京の日中立ち会いは、為替の円安・ドル高を受け、売方の手じまいが先行して始まり、その後も円の下落を映し、水準を切り上げた。銀はおおむね小じっかり。終値は同変わらず~60銭高。白金は上伸。円相場の緩みを眺め買いが優勢となり、寄り付きから上げ幅を拡大して終了した。15年8月先ぎりが同34円高の4849円、他限月は同28~33円高。パラジウムはもちあいの10月当ぎりを除き、同24~36円高で引けた。