金 4,605円 (+10)

プラチナ 5,080円 (+12)

8/28、ニューヨーク市場の金相場は3営業日続伸。ウクライナ情勢をめぐる緊張が高まったほか、株安が支援材料となった。ただ、アナリストらは力強い米経済成長や米利上げ見通しを理由に、現在の回復は短期的かもしれないとみている。北大西洋条約機構(NATO)は28日、1000人超のロシア軍部隊がウクライナ領内に侵入したと明らかにした。金相場は一時1%上昇したが、4~6月期の米国内総生産(GDP)の改定値が速報値から上向き改定されると、上げ幅を縮小した。内需がGDPの大きな割合を占めており、米経済の将来について明るい兆しとなった。VTBキャピタルのアナリスト、アンドレイ・クリュチェンコフ氏は「ウクライナをめぐる地政学的な報道で上昇したが、非常に強い米経済データを受け上昇分をいくらか消した」と述べた。金現物は米東部時間午後2時25分時点で、0.6%高の1オンス=1289.99ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、7.00ドル(0.5%)高の1290.40ドルで終了。ロイターの暫定データによると、出来高は30日間平均を約20%下回る水準だった。世界的な株安やウクライナ問題をめぐり国際的な緊張が高まったことから金先物は上昇した。ウクライナは同国南東部にロシア軍部隊が侵入していると非難。一方、100人超のロシア人兵士が今月、ウクライナ軍と戦う親ロシア派を支援していた際に殺害されたとの報もある。ドル指数は通貨バスケットに対して上昇。最新週の米新規失業保険申請件数が2週間連続で減少したため。東京貴金属の金相場は安寄り後、引き戻す。2015年8月先ぎりは前日比変わらずの4294円で取引を終えた。日中立ち会いは、27日のニューヨーク金先物相場が、米株高を受けた買方の手じまいに値下がりしたことから、利益確定の売りなどが先行して始まった。その後は、NY時間外の上昇を眺め、安値から8円程度切り返した。他限月の終値は同2円安~変わらず。銀は期先3限月が同30銭安~30銭高。白金は反落。安寄り後は手掛かり材料に乏しく、日中始値付近でもみ合った。終値は同5~15円安。パラジウムは同11円安~32円高。期中15年4月きりは出合いがなかった。