金 4,595円 (-1)

プラチナ 5,068円 (-3)

8/27、ニューヨーク市場の金相場は小幅上昇した。ドル安のほか、根強い地政学的な緊張が相場を支え、米株式相場の上昇に伴う売り圧力が緩和された。トレーダーらがよりリスクの高い資産に着目する中、ドルは軟化した。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和をめぐる思惑も、金への関心を高める要因となった。ロシアとウクライナの両首脳は前日、ウクライナ東部の和平に向けて努力することで一致したものの、ロシア軍がウクライナに再び侵入する動きが報じられた。コメルツバンクの商品調査責任者オイゲン・ワインバーグ氏は「地政学的な危機に関する多くの情報は明らかに、金相場の下落を阻止している」との見方を示した。また、テクニカル上の主要な下値支持線となっている200日移動平均の1オンス=1285ドル近辺で、金相場は取引されていると指摘。ただし、ドルや米株価が上昇すれば、依然として金相場を圧迫する可能性があると語った。金現物は米東部時間午後3時33分(1933GMT)時点で、1.72ドル(0.1%)高の1282.36ドル。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは1.80ドル(0.1%)安の1283.40ドルで終了した。ロイター通信の暫定データによると、出来高は7万2000枚にとどまり、30日平均の約半分の水準だった。東京貴金属の金相場はおおむね3日続伸。期先2015年6月きりは前日比7円高の4294円で大引けた。26日のニューヨーク金先物相場が安値拾いの買いに上昇した上、為替相場が海外市場の流れを引き継ぎ、円安・ドル高に振れたことから、日中立ち会いは手じまい買いが先行して始まった。その後も、底堅く推移したNY金時間外に支えられ、総じて強地合いを保った。新ポ15年8月先ぎりは発会値比13円安の4294円で取引を終了。他限月は同5~8円高で終わった。銀は約定した期中15年4月きりと期先15年6月きりが同10銭安~40銭高。白金は反発。安寄りしたが、強含みに推移したNY時間外を眺め、徐々に地合いを引き締めた。終値は同9~19円高。パラジウムは期中15年4月きりと期先15年6月きりが同4~5円高で引けた。金以外の新ポ15年8月先ぎりは、銀が発会値比50銭安の65円10銭、白金が同10円安の4815円、パラジウムが同12円高の2982円で取引を終えた。