金 4,588円 (+10)

プラチナ 5,096円 (+13)

8/22、ニューヨーク市場の金相場は米株安を受けて6営業日ぶりに反発した。金相場は週間ベースでは約2%安。下げ幅は5週間ぶりの大きさだった。今週公表された最新の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けた早期利上げ観測が大きな重しとなった。米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた中央銀行会議の講演で、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は利上げ時期は慎重に決めるべきだと発言。過去5年に及ぶ経済の混乱で、数百万人の労働者が失業したり、求職をあきらめたり、パート勤務にとどめ置かれたりしていると指摘した。金相場は前日付けた2カ月ぶり安値をやや上回る水準で低迷。複数のトレーダーによると、金は過去5営業日で約3%下落しており、安全資産とされる米国債よりも値動きは悪かったという。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金オプショントレーダー、ジョナサン・ジョセン氏は「下げ基調にある金を買う理由が見当たらない。利回りが3%を下回る米国債や下落の兆しを見せる原油価格は、貴金属にとってかなりの逆風になっている」と指摘した。金現物は米東部時間午後3時22分(1922GMT)時点で3.20ドル(0.3%)高の1オンス=1280.19ドルと、前日付けた2カ月ぶり安値の1273.06ドルからそれほど離れていない。週間ベースでは1.9%安となり、下げ幅は7月12~18日の週以来の大きさだった。COMEXの金先物12月きりは、4.80ドル(0.4%)高の1280.20ドルで引けた。東京貴金属の金相場は小幅続落。中心限月2015年6月先ぎりは前日比2円安の4275円で取引を終えた。日中立ち会いは、21日のニューヨーク金先物相場が米国の早期利上げ観測を背景に急落したことから、手じまいや弱気の売りが先行して始まった。売り一巡後は、NY時間外の戻りを手掛かりに下げ幅を縮めた。他の限月は同1~3円安。銀は唯一出合いのあった6月先ぎりが同50銭高。白金は期近安、期先高の小幅まちまち。安寄り後、堅調なNY白金時間外を眺め、全般が約定価格帯を切り上げた。終値は、同25円安~3円高。パラジウムは取引が成立した期先3限月が同28~45円高。