金 4,585円 (-1)

プラチナ 5,097円 (-23)

8/18、ニューヨーク市場の金相場は下落。ウクライナ情勢緊迫化の懸念が和らいだほか、世界的な株高とドル高を受け、1オンス=1300ドルを割り込んだ。ロシアとウクライナ、ドイツ、フランスの4カ国は17日夜に協議し、ロシアによるウクライナへの人道支援に関する問題では合意が得られたが、対立が続くウクライナ東部での停戦や政治的解決では進展がなかった。アナリストらは、安全資産としての金買いが続かなかったことで、金の上値は限定される可能性があると指摘。三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「リスクプレミアムの適切な織り込みは、なされていない。ウクライナや中東情勢が一段と悪化すれば、安全資産は結局ドルであり、必ずしも金ではないということが判明するだろう」と話した。金現物は、米東部時間午後2時17分(1817GMT)時点で、0.4%安の1オンス=1299.34ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)金先物12月きりは、6.90ドル安の1オンス=1299.30ドルで引けた。6週連続で下落していたドル指数は、0.2%上昇。金相場は通常、ドルとは逆方向の値動きとなる。ブレント原油の急落も、金相場に対して圧迫材料となった。市場は、米ワイオミング州ジャクソンホールで21日から開催される中央銀行関係者の年次会合に注目している。22日には、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の講演も予定されており、利上げ時期に関して示唆される可能性もある。東京貴金属の金相場は下落。中心限月2015年6月先ぎりが前週末比42円安の4287円、他限月は同35~42円安で取引を終えた。日中立ち会いは、先週末15日のニューヨーク金先物相場が低調な現物需要などを背景に値を下げたのを受け、手じまい売りが先行して始まった。ただ、売り一巡後は、NY時間外の下値の堅さを眺め、下げ渋った。銀は金に追随し、同30銭~1円20銭安で終了。白金は同25~36円安と続落。安寄りした後もNY時間外の戻りの鈍さを映し、弱地合いが続いた。15年6月先ぎりは一時、4827円まで水準を切り下げ、継続足で6月27日(4822円)以来の安値を付けた。パラジウムは出合いのない期近10月きりを除き、同変わらず~54円高で終わった。15年6月先ぎりは2944円まで上昇し、年初来高値を更新する場面もあった。