金 4,627円 (+16)

プラチナ 5,169円 (+9)

8/13、ニューヨーク市場の金相場は続伸した。米小売売上高が市場予想を下回ったことで、米経済の幾分の減速が示された格好となり、米連邦準備制度理事会(FRB)が予想より早く利上げに踏み切るかもしれないとの懸念が後退した。ただ、米欧の株式市場では、ウクライナやイラクをめぐる緊張が緩和していくかもしれないとの兆しが下支え材料になっており、金相場は狭いレンジでの動きが続いた。米商務省が発表した7月の小売売上高は前月比横ばいとなった。自動車・同部品は2カ月連続の減少。アナリストらによると、金相場は世界経済見通しや地政学的緊張に劇的な変化がなければ、短期的にはレンジ相場が続く公算が大きい。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリースマン氏は「金塊の(現在の)取引レンジを真に揺るがしそうな統計の発表予定や報道は見当たらない」と話した。金現物は米東部時間午後2時35分(1835GMT)時点で、4.26ドル(0.3%)高の1オンス=1312.60ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、3.90ドル(0.3%)高の1314.50ドルで終了した。出来高は30日平均を約40%下回った。東京貴金属の金相場は小幅続伸。中心限月2015年6月先ぎりは前日比9円高の4311円で取引を終えた。日中立ち会いは、手掛かり材料難からポジション調整の売り買いが交錯し、方向感なく寄り付いた。その後は、始値近辺で狭いレンジでもみ合ったが、取引終盤はニューヨーク金時間外相場の堅調を眺めて売方の手じまいが優勢となり、約定価格帯を切り上げた。他限月は同7~9円高。銀は出合いのあった当ぎりと期先2限月が同40銭安~10銭高。白金は小幅まちまち。小安く始まった後、NY白金時間外の戻りを背景に買いが先行し、一部限月はプラス圏に浮上した。終値は同11円安~4円高。パラジウムは取引が成立した期近2限月と期先2限月の4限月が同13~28円高。