金 4,605円 (+5)

プラチナ 5,167円 (+1)

8/11、ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。世界的な株高に加え、ウクライナや中東情勢の緊張が表面上は緩和したことから、1オンス=1300ドルを上回る水準で利益確定の売りが出た。米国株は続伸。先週末8日に反発するまでは短い調整期間が続いていた。ロシアが先週末にウクライナ国境付近での軍事演習を終えたと発表したため、投資家の多くは引き続きロシアの動向に注目している。ニューヨーク市場の金オプショントレーダー、ジョナサン・ジョセン氏は「株式市場が好調なため、金や銀を買う理由がない。安全資産への移行があっても、金の代わりに国債が好まれている」と述べた。金現物は米東部時間午後2時23分(1823GMT)時点で、0.44ドル安の1オンス=1308.90ドル。先週末8日に付けた3週間ぶりの高値の1322.60ドルを下回っている。COMEXの金先物12月きりは、0.50ドル安の1310.50ドルで終了。ロイターの暫定データによると、出来高は30日平均を約60%下回った。ジョセン氏によると、金相場はボックス圏の動きとなっており、オプション取引に対する投資意欲は薄いという。先週末には相場が上昇したにもかかわらず、金のスポット価格は過去30日間で45ドルという狭い値幅で推移している。東京貴金属の金相場は4営業日ぶりに反落。中心限月2015年6月先ぎりが前週末比28円安の4288円、他限月は同27~29円安で取引を終えた。日中立ち合いは、8日のニューヨーク金先物相場が、ウクライナ情勢への懸念が薄らいだことから売られた流れを引き継ぎ、買方の手じまいが先行して始まった。その後も、軟調なNY時間外を眺めて下げ幅を拡大、この日の安値圏で取引を終えた。銀は8月当ぎりと期先2限月が小幅続落。白金は3営業日ぶりに反落。NY時間外のジリ安を映し、安寄り後も約定価格帯を押し下げた。15年6月先ぎりが同27円安の4871円、他限月は同23~30円安で引けた。パラジウムは堅調。