金 4,596円 (+42)

プラチナ 5,142円 (+6)

8/6、ニューヨーク市場の金相場は続伸。ウクライナ情勢が一段と緊迫化するとの懸念や、世界的な株価低迷を受け、安全資産への買いが入った。北大西洋条約機構(NATO)によると、ロシアは2万人近い兵力をウクライナ国境に集結。人道支援を口実に、近い将来に急襲、侵攻する恐れがあるという。ロシアのプーチン大統領はまた、西側諸国の経済制裁への対抗措置として、食品輸入を制限するよう命じた。LOGICアドバイザーズのビル・オニール氏は「欧州株の下落、プーチン大統領の攻撃的な姿勢が市場の警戒を招いた、危険回避、質への逃避の1日だった」と指摘した。金現物は米東部時間午後2時04分時点で1.6%高の1オンス=1308.15ドル。50日間移動平均の1295ドルを突破した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは22.90ドル高の1308.20ドルで引けた。4~6月の指標で、イタリアがリセッション(景気後退)に陥ったことが確認されたことも、相場を押し上げた。一方、夏枯れにより、実需は相場の下支えには貢献していない。中国でのプレミアムは2~3ドルにとどまり、需要は昨年を大きく下回っている。東京貴金属の金相場は小幅まちまち。終値は中心限月2015年6月先ぎりが前日比1円高の4262円、他限月は同1円安~3円高。日中立ち会いは、5日のニューヨーク金が、米製造業受注など経済指標が良好だったことを受けて下落した地合いを引き継ぎ、安寄りした。しかし、その後はロシア軍がウクライナに侵攻する可能性があるとのポーランド高官の発言を受けてNY時間外が上昇し、東京も追随して引き戻した。銀は手じまい売りが膨らみ、同1円~1円50銭安と軟調。白金はNY安を受けて同11~22円安と4営業日続落。寄り後はもみ合い、期先3限月は始値付近で終了した。パラジウムは同変わらず~40円安と下落。10月きりと2月きりは出合いがなかった。