金 4,549円 (-12)

プラチナ 5,161円 (-4)

8/4、ニューヨーク市場の金相場は反落。ポルトガルの最大手銀行の救済合意に加え、世界経済の基調改善を受け、安全資産としての金の魅力が低下した。前週の2014年4~6月期の米国内総生産(GDP)を含め、米国経済の好調を示す統計が続いたことを背景に、金相場は過去6営業日のうち5営業日が下落となった。コメルツ銀行のコモディティー調査責任者のオイゲン・ワインベルク氏は「今後数カ月に良好な経済指標が続けば、米国では利上げが金融当局の議題として再浮上する可能性がある。そうなれば、金の相対的な魅力は低下することになる」と話した。金現物は、米東部時間午後2時10分(1810GMT)時点で、0.4%安の1オンス=1288.26ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、前週末終値比5.90ドル安の1オンス=1288.90ドルで引けた。予想を上回る統計が続いたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが予想よりも前倒しとなるとの見方が浮上。金利や配当が生じない金の保有コストが意識され始めた。ただ、前週末の7月雇用統計が予想を下回ったことで、FRBの利上げ前倒し観測が後退、1日の金相場は反発していた。現物市場は、季節的にも夏場は動きが低調なため、買いも鈍い状況にある。ただ、ディーラーらによると、需要者の多くは金相場の一段安を見込んでいるという。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月の2015年6月先ぎりが前日比20円高の4275円、他限月は同17~25円高。日中立ち合いは、1日のニューヨーク金先物相場が、米雇用統計の内容などを受けて反発した流れを引き継ぎ、買いが先行。その後はNY時間外の下値の堅さや、為替の円安・ドル高を映し、この日の高値圏で取引を終えた。銀は期先2限月が続落。白金は続落。安寄り後は、しっかりとなったNY時間外を眺め、下げ幅を縮小して引けた。終値は、中心限月15年6月先ぎりが同14円安の4882円、他限月は同1~19円安。パラジウムは出合いのない期近2限月を除き、下落。