金 4,561円 (-46)

プラチナ 5,157円 (-3)

8/1、ニューヨーク市場の金相場は5営業日ぶりに反発。市場予想を下回る7月の米雇用統計を受け、早期の利上げ観測が後退し、ヘッジ資産としての金の魅力が高まった。ただ、週間では1%安と3週続落。前日は予想を上回る米GDPと賃金上昇の統計を受け、6週間ぶりの安値を付けた。米労働省が発表した7月の非農業部門の就業者数は20万9000人増と市場予想の23万3000人増を下回った。失業率は前月の6.1%から上昇し6.2%となった。マッコーリーの金属アナリスト、マシュー・ターナー氏は「市場は大幅な就業者数の伸びを期待していたが得られなかった。このため金相場は上昇した」と述べた。金現物は米東部時間午後2時36分(1836GMT)時点で、0.9%高の1オンス=1293.01ドル。アナリストらによると、100日間移動平均の1298ドル近辺にある主要な上値抵抗線を突破できなかったことで上げ幅が抑制されたという。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、12ドル高の1294.80ドルで引けた。香港のあるディーラーによると、前日に価格が下落したものの、アジアの金現物需要は堅調な回復を示さなかったという。トムソン・ロイター傘下の貴金属調査会社GFMSは31日、中国とインドの主要な金現物市場における買いは、それほど強くない可能性があると警告した。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月の2015年6月先ぎりが前日比22円安の4255円、他限月は同20~26円安。日中立ち合いは、31日のニューヨーク金先物相場が、米経済の回復期待などから、安全資産としての金の魅力が減退したことを映して続落した流れを引き継ぎ、手じまい売りが先行して始まった。その後は、NY時間外の底堅さや、円安・ドル高基調を眺めて下げ渋った。銀は期先2限月が軟調。白金も反落。安寄り後は、NY時間外の上昇、円安・ドル高を受け、下げ幅を縮小した。終値は、中心限月15年6月先ぎりが同18円安の4896円、他限月は同11~21円安。パラジウムは約定された期先3限月が小幅まちまち。