金 4,582円 (+16)

プラチナ 5,218円 (+30)

7/30、ニューヨーク市場の金相場は続落。米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、利上げを急がない方針を示唆したことはほとんど材料視されなかった。金現物は米東部時間午後2時34分(1834GMT)時点で、0.2%安の1オンス=1259.79ドル。4~6月期の米国内総生産(GDP)伸び率が予想(3.0%)を上回る4.0%だったことから、相場は取引時間を通じて下げ圧力にさらされた。FOMCが終了し、FRBの幹部らは停滞している米労働市場に改めて懸念を示し、利上げを急がない方針を再度強調した。利上げは、投資家が金など金利のない資産から資金を引き揚げるのを促すことになる。金融危機を受けてFRBが利下げに踏み切った際には、金相場は最高値を更新した。ロジック・アドバイザーズのマネジングパートナー、ビル・オニール氏は「結論としては、引き続き、金利がしばらくの間低水準にとどまるだろうということだろう」と述べた。ただ、そうだとしても、依然、FRBが年内に金融政策を引き締めるとみられており、金相場の重しになる恐れがあるとも指摘した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、3.40ドル(0.3%)安の1294.90ドルで引けた。金相場は月間ベースで2%安となる見通し。国際的に政治の緊張が高まりリスク回避傾向が強まった6月は約6%高だった。FRBの声明を受け、ドルは上昇基調を維持。この日は予想を上回る米GDP統計が発表され、7月の全米雇用報告が振るわなかったことが目立たなくなると、ドルは上昇した。次の焦点は8月1日に発表される7月の米雇用統計。東京貴金属の金相場は4営業日ぶりに反落。終値は、中心限月2015年6月先ぎりが前日比12円安の4269円、他限月は同10~15円安。日中立ち会いは、29日のニューヨーク金先物相場が、為替のドル高・ユーロ安を背景に下落したことを受け、手じまい売りが先行して始まった。その後は、連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を今夜に控えて様子見ムードが広がり、狭いレンジでもみ合った。銀は約定された期先2限月と8月当ぎりが同10銭安~20銭高。白金は同3円安~7円高と小幅まちまち。手掛かり材料に乏しく、終日模様眺めで推移した。パラジウムは同3~12円高と堅調。8月当ぎりは出合いがなかった。