金 4,569円 (-1)

プラチナ 5,193円 (+29)

7/28、ニューヨーク市場の金相場は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え小動き。7月の米雇用統計についても臆測が飛び交った。西側諸国とロシアの対立や、中東情勢の混乱で安全資産に関心が集まっているが、ドル相場は数カ月ぶりの高値水準に張り付き、上値を抑えている。HSBCのジェームズ・スティール氏は「朝方はある程度テクニカルな売りが出る可能性があったが、散発的で、盛り上がらなかった」と指摘。「関心はFMOCや、米雇用統計に向いている」と語った。FMOCは29~30日に開かれ、30日に公表される声明では、金融をどのように引き締めていくか、手掛かりが得られる可能性がある。利上げは、金利関連資産への投資切り替えを促すため、金にとってはマイナス材料になる。30日発表の4~6月期米国内総生産(GDP)統計や、8月1日発表の7月の米雇用統計も、利上げ時期を占う材料だ。金現物は米東部時間午後4時05分(2005GMT)時点で、0.2%安の1オンス=1304.96ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは横ばいの1303.30ドルで引けた。欧州の対ロシア追加制裁を受け、29日の下落幅は幾分縮小した。ウクライナ政府軍と親ロシア武装勢力の衝突や、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘も、相場を支えた。スタンダード銀行のウォルター・デ・ウエット氏は「8月1日までは、1285~1300ドルが下値支持線となる公算が大きい。ここで(雇用統計が)どうなるか次第だ」と指摘した。東京貴金属の金相場は続伸。中心限月2015年6月先ぎりは前週末比40円高の4277円、他限月は同37~44円高で取引を終えた。日中立ち合いは、25日のニューヨーク金先物相場がウクライナ情勢などへの懸念から反発した流れを引き継ぎ、買いが先行。その後は、NY時間外の強含みを眺め、上げ幅をやや拡大して取引を終えた。銀は約定された期先3限月が反発。白金は続伸。15年6月先ぎりが同46円高の4908円、他限月は同46~50円高で終了。パラジウムは出合いのない8月当ぎりと12月きりを除き同3円安~21円高で大引け。