金 4,608円 (+3)

プラチナ 5,088円 (-33)

6/20、ニューヨーク市場の金相場は反落。米S&P500種株価指数の史上最高値更新やドル高を受けて投資家が利益を確定した。前日は強気筋の新規買いやショートカバー(買い戻し)で、9カ月ぶりの上げ幅を記録した。金は今週、週間ベースで3カ月ぶりの大幅上伸。イラクが過激派の軍事攻勢で内戦状態に陥っていることや、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の連邦準備制度理事会(FRB)当局者のコメントを受けたドル安が金相場を押し上げた。20日に下落するまで、金相場は17日から19日にかけて5%上昇。FRBに利上げに積極的な姿勢が見られなかったことや、緊迫した中東情勢を眺め、ショートカバーが相次いだ。UBSのストラテジスト、エデル・タリー氏は「現時点で、金相場は行き過ぎているようだ。戦略的な買い手は様子見を続けている。今の値動きは短期トレーダー中心だ」と指摘した。金現物相場は米東部時間午後3時22分(1922GMT)時点で、5.25ドル(0.4%)安の1オンス=1314.45ドル。19日は3.3%急伸した。今週は約3%の上昇率となっている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは2.50ドル(0.2%)高の1316.60ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を約1割上回る水準。ロングとショートのポジションの総残高を示す流動性指標であるCOMEXの金の建玉は1.5%増の約38万7000枚。トレーダーによると、新規の買いとショートカバーが共に入っているという。東京貴金属の金相場は3営業日続伸。2015年4月先ぎりが前日比111円高の4300円で取引を終えた。日中立ち会いは、19日のニューヨーク金先物相場が、米国の金融緩和政策が長期化するとの見方や対ユーロでのドル安を受けて急伸したことから、強気や損失覚悟の買いが先行して始まった。買い一巡後は、上値の重いNY時間外相場を眺めて利益確定売りに押される場面もあったが、終盤はNY時間外の引き締まりから再び値を戻した。他限月の終値は同106~111円高。銀は同1円60銭~3円20銭高と続伸。白金も3日続伸。NY高を受けて高寄り後は、軟調なNY時間外を受けた利食い売りに上げ幅を削った。終値は同24~37円高。パラジウムは同10~41円高で終了。6月当ぎりは約定されなかった。