金 4,389円 (-27)

プラチナ 5,059円 (-37)

5/30、ニューヨーク市場の金相場は続落し、一時は約4カ月ぶりの安値を付けた。月末前の手じまい売りや商品ファンド筋の売りが相場を押し下げた。金は今週を通じては約3.5%安と、週間ベースでは2013年11月下旬以来の大幅下落となっている。今週見られた大量のテクニカル要因による売りで、相場は2月4日以来の1オンス=1250ドル割れとなった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金オプションフロアのトレーダー、ジョナサン・ジョセン氏は「月末のポジション整理だ」と指摘。一部のヘッジファンドは、弱気なポジションをとっていた米国債相場が上伸したことによって生じた損失を穴埋めする資金を調達するため、保有する商品の売りを余儀なくされていると説明した。アナリストらは金相場のこれまでの米国債利回りとの逆相関関係が崩れたことに言及。10年物米国債利回りは今週大幅に下落し、11カ月ぶりの低水準に達した。金現物は米東部時間午後3時22分(1922GMT)時点では8.50ドル(0.7%)安の1オンス=1247.10ドル。一時は2月上旬以来の安値となる1241.99ドルを付けていた。COMEXの金先物8月きりは11.10ドル(0.9%)安の1246.00ドルで終了した。30日発表された4月の米個人消費支出が1年ぶりに減少したことはおおむね材料視されなかった。アナリストらは、労働市場の改善を考えれば、個人消費の減少は一時的なものにとどまる公算が大きいとしている。東京貴金属の金相場は4日ぶりに反発。中心限月2015年4月先ぎりの終値は前日比8円高の4113円。夜間取引ではニューヨーク金先物安につれて一時4094円まで下落し、継続足で2月6日(4090円)以来の安値に落ち込む場面があったが、日中立ち会いでは、NY時間外の下値の堅さを眺めて買い優勢の展開が続き、総じて強含みに推移した。他限月は同8~10円高で取引を終えた。銀は小幅まちまち。取引の成立しなかった期近8月きりを除き、同50銭安~50銭高で終了。白金は4日ぶりに反発。堅調なNY時間外を背景に強地合いを維持し、同24~30円高で大引けた。パラジウムは同6円安~2円高と小幅まちまち。期近8月きりは出合いがなかった。