金 4,416円 (-1)

プラチナ 5,096円 (+25)

5/29、ニューヨーク市場の金相場は軟化したが、一時付けた約4カ月ぶり安値からはやや戻した。29日に発表された2014年第1四半期(1~3月)の米国内総生産(GDP)改定値が年率換算で前期比1.0%の減少に下方改定され、前期比では3年ぶりにマイナスとなったことが、金相場を後押しした。エコノミストらは冬に厳しい寒波に見舞われたことがマイナス成長の原因だとした。株式市場はこの材料を受け流し、米国の主要な株価指数は軒並み上昇した。29日発表された先週の米新規失業保険申請件数は前週から減少した。アナリストらは、売られ過ぎの市場において金相場は下支えを得るだろうと述べた。ただ、全般的に経済状況が改善していることで今後金相場への逆風が増す公算が大きいとも予想している。証券会社ニューエッジの貴金属トレーダー、トーマス・キャパルボ氏は「GDPの数字は、引き続き改善した新規失業保険申請件数を相殺した」と指摘。「ただ、経済と安定性が改善している中で、安全資産の必要性はあまりない」と語った。金現物は一時、2月4日以来の安値となる1オンス=1251.10ドルを付けた。米東部時間午後2時42分(1842GMT)時点では2.85ドル(0.2%)安の1255.29ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは3.00ドル(0.2%)安の1256.30ドルで終了した。東京貴金属の金相場は3日続落。終値は、中心限月2015年4月先ぎりが前日比43円安の4105円、他限月は同42~44円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物がドル高などを背景に下落した上、為替がやや円高に振れたことから、安寄りした。その後はNY時間外や為替の浮動を眺めて下値でもみ合い、引けにかけて値を崩した。銀は出合いのない期近6月きりと期中12月きりを除き同70銭~1円10銭安。白金は3日続落。金の下落に追随して始まった後、押し目買いなどを交えて下値で売り買いが交錯したが、引けにかけて金の一段安につれて下げ幅を広げた。終値は同29~35円安。パラジウは出合いのない8、10月きりを除く4限月が同16~46円高。