金 4,439円 (-99)

プラチナ 5,108円 (-53)

5/27、ニューヨーク市場の金相場は反落、2%値下がりし、1日の下げ幅としては昨年12月以来の大きさとなった。S&P500種株価指数が日中最高値を更新し、米経済への楽観的見方が広がる中、テクニカルなまとまった売りが出た。S&P500種は最高値となる1911.61を付けた。欧州中央銀行(ECB)が利下げを行うとの見方などから、株式への投資意欲が高まった。また、4月の米耐久財受注が市場予想に反し増加したほか、コンファレンス・ボードがまとめた5月の米消費者景気信頼感指数も前月から上昇し、経済成長回復の見方を裏付けた。アナリストらは、金相場はここ最近、チャート上で「ペナント」と呼ばれる形を形成していると指摘。これは三角形に囲まれた形状で、「フラッグ」としても知られ、以前の動きが再開するまで狭いレンジ内で短期的にもみ合う状況を表す。もみ合いとなる前に金は100ドル(約10%)超値下がりした。これより前、3月中旬には約9カ月ぶり高値となる1オンス=1390ドルに上昇していた。金現物は取引時間中に一時、2月7日以来の安値となる1オンス=1264.05ドルを付けた。米東部時間午後3時2分(1902GMT)時点では2%安の1266.75ドル。1日の下げ幅としては昨年12月19日以来の大きさとなっている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、26.20ドル(2.0%)安の1265.50ドルで終了した。出来高は33万枚近くと、約1年ぶりの高水準。ロイター通信の暫定データによると、30日平均(15万0162枚)の2倍超の水準。この日の出来高には、米市場がメモリアルデー(戦没者追悼の日)の祝日のため休場だった26日の分も含まれている。東京貴金属の金相場は反落。終値は中心限月2015年4月先ぎりが前日比18円安の4221円、他限月は同17~24円安。日中立ち会いは、現物相場安を眺めて小幅安で始まった。寄り直後、期先がプラス圏に浮上する場面もあったが、午後はニューヨーク時間外安を眺めて値を消した。銀は同20銭~50銭安と軟調。期近2限月と12月きりは約定されなかった。白金は同8~22円安と反落。手じまい売りに小安く寄り付いた後、もみ合ったが、大引け間際にNY時間外安を反映して水準を下げた。パラジウムは小口の買いに同9~28円高と堅調。6月当ぎりと期中2限月は約定されなかった。