金 4,519円 (-1)

プラチナ 5,103円 (+6)

5/19、ニューヨーク市場の金相場は序盤の上昇分を縮小し、ほぼ横ばいで引けた。米株高で金のヘッジ資産としての魅力が低減し、節目の1オンス=1300ドルを割り込んだ。アナリストらによると、今週は米経済指標が乏しく、一部の買い手に様子見姿勢を促すことから金相場が圧迫される可能性があるという。コメルツバンクのアナリスト、カルステン・フリッチュ氏は「金市場を狭いレンジ取引にとどめている相反する要素がある。ドル安とウクライナ危機などの政治的緊張だ」とした上で、「一方、金上場投資信託(ETF)など投資需要の低迷や、穏やかな現物需要が金相場の上昇を妨げた」と述べた。金現物は米東部時間午後2時01分(1801GMT)時点で、0.77ドル(0.1%)高の1オンス=1293.86ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは0.40ドル高の1293.80ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日間平均を20%下回る水準だった。16日に公表された米住宅指標が強い内容だったことから米10年債利回りが上昇し、米国債に比べて金が見劣りした。世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの16日時点の金保有量は前日比0.26トン減の781.99トンだった。欧州中央銀行(ECB)などは、中央銀行の金取引の新たな協定について合意したと発表した。9月に発効するという。東京貴金属の金相場は続落。2015年4月先ぎりは前週末比11円安の4225円で取引を終えた。日中立ち会いは、16日のニューヨーク金先物相場が良好な米経済指標を受けて軟調だったことから、手じまいや弱気の売りが先行し、安寄りした。その後は、NY金時間外の引き締まりを眺めた売方の手じまいなどに下げ幅を縮小、10月きり以降は切り返したが、戻りを売られて軟調に引けた。他限月の終値は同7~10円安。銀は出合いのあった期先3限月が同70銭安~10銭高。白金は続落。NY白金先物安を受けた買方の手じまいが先行し、同5~13円安で取引を終えた。パラジウムは約定された期中、期先の4限月が同11円安~14円高。