金 4,520円 (-16)

プラチナ 5097円 (-15)

5/16、ニューヨーク市場の金相場は米国の景気回復期待を高める内容の住宅統計が弱材料となり、続落した。この日発表された4月の米住宅着工件数は前月比急増し、住宅着工許可件数は約6年ぶりの高水準を記録。これらの統計が金相場の圧迫要因になった。アナリストらによると、来週は米経済指標の発表件数が限られるため、金相場は恐らく圧迫される見込み。HSBCの貴金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「金の短期的な地合いはさえないもようだ。(来週の)米経済指標の発表に欠ける状況を踏まえると、このような地合いが相場を圧迫する要因になるかもしれない」と指摘した。米東部時間午後3時22分(1922GMT)時点で、金現物は0.3%安の1オンス=1292.06ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは0.20ドル安の1293.40ドルで引けた。今週の金相場は0.3%高で越週。ロシアと西側諸国の関係悪化につながるウクライナ情勢の不透明感を背景に、買われる場面があったためだ。世界最大の金上場信託(ETF)SPDRゴールド・トラストの15日時点の金保有量は前日比1.79トン増の782.25トンと、1カ月ぶりの資金流入になった。米著名投資家ジョン・ポールソン氏が率いるヘッジファンド、ポールソンの1~3月期のSPDRゴールド・トラストの持ち高に変化はなかった。東京貴金属の金相場は5営業日ぶりに反落。2015年4月先ぎりは前日比34円安の4236円で取引を終えた。日中立ち会いは、15日のニューヨーク金先物相場が良好な米経済指標を受けて下落した上、為替相場が円高・ドル安に振れたことから、買方の手じまいが出て、安寄りした。その後は、めぼしい材料が見当たらず、売り買い双方の整理商い中心に、始値付近で推移した。他の限月は同33~35円安。銀は出合いのあった8月きりと期先2限月が、同40銭~1円30銭安。白金は同21~29円安と反落。NY白金先物安や円高を受け、買方の手じまいが先行した。パラジウムは同31~38円安で大引けた。