金 4,536円 (-37)

プラチナ 5,112円 (-36)

5/15、ニューヨーク市場の金相場はテクニカルな売りに反落。1オンス=1300ドルを割り込んだことで、売りが加速した。一方、新規失業保険申請件数や消費者物価指数からは景気の堅調が確認され、金のリスクプレミアムが低下した。前週の新規保険失業保険申請件数は、7年ぶりの低水準を記録したほか、4月の米消費者物価指数は、10カ月ぶりの堅調な伸び率となった。HSBCの金属アナリスト、ホワード・ウエン氏は「金相場の下落は、おおむねテクニカルな要因で、心理的な支持線の1300ドルが意識された」と話した。金現物は、米東部時間午後2時08分(1808GMT)時点で、0.9%安の1オンス=1293.90ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、12.30ドル安の1オンス=1293.60ドルで引けた。出来高は、ロイター通信の推計で過去30日平均を10%上回った。金はリスクヘッジ資産として利用されることがあり、株価が下落するときは上昇する傾向にあった。しかし、この日はそうした逆相関の関係が崩れ、株価も下落。小売り大手ウォルマート・ストアーズの決算が期待外れとなったことが影響した。東京貴金属の金相場は4日続伸。中心限月2015年4月先ぎりは前日比15円高の4270円、他限月は同15~16円高で取引を終えた。日中立ち会いは、14日のニューヨーク金先物相場が米欧株安やウクライナの情勢不安を背景に上昇したのを受け、手じまい買いが先行して始まった。ただ、買い一巡後はNY時間外の上値の重さを眺め、総じて伸び悩んだ。銀は同40~60銭高と小幅続伸。期近8月、期中10月きりは取引が成立しなかった。白金は3日続伸。生産国南アフリカのストライキ長期化による供給懸念から高寄りしたが、NY時間外のジリ安を映し、次第に水準を切り下げた。終値は同34~40円高。パラジウムは同14~54円高で終了、15年4月先ぎりは一時2708円まで上昇し、7日に付けた13年ぶりの高値を更新した。