金 4,573円 (+17)

プラチナ 5,148円 (+57)

5/14、ニューヨーク市場の金相場は欧州中央銀行(ECB)が追加金融緩和に踏み切るとの観測が広がる中、反発して引けた。複数の関係筋がロイター通信に対し、ECBの来月の利下げは「ほぼ決まりだ」と表明。この報道を受け、米国債利回りが1年ぶりの低水準を記録する中、金相場は1%値を上げた。ストップロスの買いが誘発された後、テクニカル要因に基づく買いも入り、相場が押し上げられたという。スタンダード・バンクのアナリスト、レオン・ウエストゲート氏は「南アフリカでの長期的なスト、ウクライナ情勢に絡む地政学的リスクの高まりが白金族の支援材料。金、銀相場はストップロスの買いで値を上げた」と指摘した。金現物相場は取引終盤で1%高の1オンス=1305.39ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは0.85%高の1オンス=1305.90ドルと、2日以来の大幅な上げ幅を記録して終了した。この日発表された4月の米卸売物価指数が前月比0.6%上昇と、約1年半ぶりの伸びを記録。インフレ圧力の高まりの可能性が示されたものの、米国債相場は上昇した。一方、米国の株価、主要通貨に対しドル相場は下落した。東京貴金属の金相場は小じっかり。終値は、中心限月の2015年4月先ぎりが前日比2円高の4255円、他限月は同2~3円高。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物の時間外相場が前日よりも若干水準を切り上げていたことから買い戻しが先行し、小じっかりで始まった。その後は手掛かり難から様子見となり、方向感は乏しかった。銀は約定した5限月が同20~50銭高と小じっかり。10月きりは出合いがなかった。白金は続伸。中心限月の15年4月先ぎりは同55円高の4829円、他限月は同45~58円高。南アフリカの鉱山ストの影響を懸念した買いが入り、終日堅調に推移した。パラジウムは約定した10月、15年2月、15年4月の3限月が同11~26円高だった。