金 4,556円 (-2)

プラチナ 5,091円 (+58)

5/13、ニューヨーク市場の金相場は小幅下落して引けた。米商務省が発表した4月の小売売上高が市場予想を下回る内容となったが、4~6月に米経済の成長率が加速するとの見方にほとんど影響せず、この材料は消化されて0.1%安となった。S&P500種株価指数がこの日、初めて1900台に乗せ、取引時間中の過去最高値を更新。こうした株価の堅調が金相場の圧迫要因だった。トレーダーらによると、ウクライナ情勢緊迫化を背景に、金のリスク回避先としての魅力が高まっているが、投資需要の低迷が金売りにつながっている。世界最大の金上場投資信託(ETF)のSPDRゴールド・トラストの12日時点の金保有高は、前週末9日比で2.39トン減の780.46トン。資金流出は2日以来初めて。金現物相場は米東部時間午後3時26分(1926GMT)時点で、1.60ドル(0.1%)安の1293.70ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは1.00ドル(0.1%)安の1294.80ドルで終了。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリースマン氏は「株とドルの堅調が金相場の下押し要因になっている」と指摘した。ドイツの有力シンクタンク、欧州経済調査研究所(ZEW)が13日発表した5月の同国の景気期待指数は大幅に悪化し、ドル指数は対主要通貨で上昇した。金相場はなお、年初来7%高。1~3月の堅調な値動きが主因で、4月初め以降はほぼ変わらずとなっている。東京貴金属の金相場は続伸。終値は中心限月2015年4月先ぎりが前日比27円高の4253円、他限月は同21~28円高。日中立ち会いは、ニューヨーク金の堅調と為替の円安・ドル高を受けて高寄りした。寄り後は上げ幅を縮めたが、大引けにかけて、円安の進行を背景に始値付近まで値を戻した。銀は同50銭~1円30銭高と堅調。白金は円安を反映し、同32~44円高と4営業日ぶり反発。寄り後はもみ合い、始値をやや上回って大引けた。パラジウムは同6~16円高。期近2限月は出合いがなかった。