金 4,504円 (-2)

プラチナ 4,986円 (-8)

5/9、ニューヨーク市場の金相場は反落した。週間ベースでは2週続けて値下がりした。ドルが急伸したことを受け、売りが誘われた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が、来年にも利上げに踏み切る可能性があるとの見方が高まったことも圧迫した。この日は第2次世界大戦の旧ソ連対独戦勝69周年記念日で、ロシアではプーチン大統領も出席し、軍事パレードが行われた。これを受け、ウクライナ情勢をめぐる地政学的な緊張が一段と高まるとの連想から、金相場は下支えられた。ユーロは対ドルで一時2年半ぶり高値を付けたが、その後は売りが優勢となり金相場を圧迫した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、追加緩和の可能性を示唆したことが背景。バークレイズ・キャピタルのある貴金属アナリストは、ドラギ総裁発言でドルが買われる中、今週はマクロ的な状況が引き続き金相場にとって重しとなったと指摘した。金現物相場は米東部時間午後3時16分(1916GMT)時点で、1.49ドル(0.1%)安の1オンス=1287.51ドル。ディーラーらによれば、100日移動平均の1287ドル付近は堅固な下値支持線となっており、金のさらなる下落を抑えた格好だ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは0.10ドル安の1287.60ドルで終了した。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均にほぼ沿った水準だった。東京貴金属の金相場は小幅続落。終値は、中心限月の2015年4月先ぎりが前日比2円安の4225円、他限月は同1~5円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金時間外相場の軟調と円相場の上昇を受け、安寄りした。その後、NY金の時間外相場が小締まった上、円相場が朝方からやや軟化したのを眺め、一時はプラス圏に浮上した。引けにかけて戻りを売られ、全限月が小幅安で終わった。銀も同20~40銭安と小幅続落。期近2限月は出合いがなかった。白金は整理売りに続落。中心限月の15年4月先ぎりが同18円安の4738円、他限月は同10~22円安で大引けた。パラジウムは約定されなかった期近2限月を除き、同5~15円高と反発。