金 4,526円 (-53)

プラチナ 5,020円 (-50)

5/7、ニューヨーク市場の金相場は続落し、1%超値下がりした。ロシアのプーチン大統領がウクライナ国内の親ロシア派に対し、(地方自治権強化をめぐる)住民投票を延期するよう要請。また、国境付近から軍を引き上げていると発言したことを受け、これまでウクライナ情勢をめぐる懸念で上昇していた金に、投資家らが利食い売りを出した。ニューエッジの貴金属トレーダー、トーマス・カパルボ氏は「ウクライナ情勢には依然として疑問が幾分残っている。米連邦準備制度理事会(FRB)が金利を引き上げるか据え置くかも同様だ。これらすべての不透明感が金相場を押し下げている」と指摘した。金現物相場は米東部時間午後3時07分(1907GMT)時点で、17.65ドル(1.4%)安の1オンス=1289.39ドル。一日当たりの下げ幅としては3週間ぶりの大きさとなった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、19.70ドル(1.5%)安の1288.90ドルで終了。出来高は20万枚近くに達し、ロイター通信の暫定データによれば、3月27日以来の高水準となった。金はこの日早い段階では、一時1314.70ドルまで値上がりしていた。これは、ウクライナの親ロシア派と暫定政権の対立で、内戦の恐れがあるとの懸念が高まっていたことが背景。東京貴金属の金相場は4営業日ぶりに反発。終値は中心限月2015年4月先ぎりが前営業日比49円高の4276円、他限月は同48~56円高。日中立ち会いは、東京休場中のニューヨーク相場がウクライナ情勢の緊迫化を背景に上昇したことから、買い戻しに高寄りした。その後、午前中はNY時間外高を眺めて値を伸ばしたが、午後は利食い売りに上げ幅を削り、始値付近で大引けた。銀は同1円50銭~1円70銭高と反発。8月きりは出合いがなかった。白金は同57~67円高と上伸。南ア鉱山労使交渉の難航を材料にNY相場が上昇したことを受けて高寄りし、一時はさらに水準を上げたが、午後は戻り待ちの売りに押され、終値では始値を下回った。パラジウムは同14円安~2円高。6月当ぎりと10月きりは約定されなかった。