金 4,546円 (-24)

プラチナ 5,001円 (-19)

4/30、ニューヨーク市場の金相場は下落。米連邦準備制度理事会(FRB)が、米国債などを購入して市場に大量の資金を供給する量的緩和の規模を、月額でさらに100億ドル減らすと決めたことを受けた。この決定は米経済の健全性に対するFRBの自信の表れであり、FRBが量的緩和の縮小ペースを落とすと予想していた投資家を失望させた。FRBは29~30日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)の最後に発表した声明で、米経済が「緩やかなペースで加速し、労働市場環境が引き続き徐々に改善していくだろう」と予想。前回3月のFOMC声明の内容を維持した。今回の量的緩和縮小決定は広く予想されていたものであり、量的緩和が10月にも終了する見込みであることに変化はなかった。決定は投票者全員が賛成した。それでも、トレーダーによれば、金市場は今回のFOMC声明がサプライズに乏しい内容だったことに不満だったという。一部の投資家は、経済の不透明感を背景にFRBが量的緩和の段階的縮小のペースを遅らせると期待していた。金現物相場は米東部時間午後2時26分(1826GMT)時点で5.22ドル(0.4%)安の1オンス=1290.76ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、0.40ドル(0.0%)安の1295.90ドルで終了。FRBの金融政策決定の前は、米商務省が30日発表した2014年1~3月期の米国内総生産(GDP)伸び率が、年率換算で12年10~12月期以来の低水準だったことを受け、金相場は上伸する場面もあった。東京貴金属の金相場は反落。終値は中心限月2015年4月先ぎりが前営業日比26円安の4259円、他限月は同24~28円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金の上値の重さを背景とする手じまい売りに安寄りした。その後も同時間外の下げになびいて水準を下げ、大引けにかけて一段安となった。銀は期中以降が同90銭~1円30銭安と下落。期近2限月は約定されなかった。白金は小反落。NY相場の底堅さを眺めてしっかりで始まったものの、同時間外の下げを眺めて値を消し、この日の安値圏で終了した。終値は6月当ぎりの同2円高を除き、同4~10円安。パラジウムは同2~13円安と軟調。6月当ぎりは出合いがなかった。