金 4,529円 (-7)

プラチナ 4,941円 (-3)

4/23、ニューヨーク市場の金相場は5営業日ぶりに小反発した。投資家の引き合いは引き続き弱く、一段安となる不安定さを抱えているが、下値支持線の1オンス=1275ドルを上回る水準を維持した。米商務省がこの日発表した3月の新築一戸建て住宅販売件数が8カ月ぶりの低水準に落ち込んだことを受け、金相場は一定程度下支えされた。一方、ロシアのラブロフ外相がウクライナの政治的な変動を米国が支援していると批判し、自国の国益が脅かされた場合には対抗措置を取ると発言したことはほとんど材料視されなかった。USバンク・ウェルス・マネジメントの上級投資ストラテジスト、ロバート・ハワース氏はウクライナ情勢について、「世界に(ロシアに対して)制裁措置を行う強い意思はなく、紛争自体は他に波及していない。金相場を支えるニュース要素としては不十分だ」と述べた。金現物は米東部時間午後3時16分(1916GMT)時点で、1.50ドル(0.1%)高の1オンス=1284.50ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、3.50ドル(0.3%)高の1284.60ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を約30%下回った。金への投資意欲は引き続き弱く、世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストは最近、急激な資金流出にさらされている。先週だけでSPDRの金保有量は9.3トン減り、今年に入ってからの増加分を失った。東京貴金属の金相場は反落。終値は中心限月2015年2月先ぎりが前日比19円安の4240円、他限月は、同16~25円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金が堅調な米株価を背景に下落したことを受けて安寄りした。その後は安値圏でもみ合い、始値を若干下回って大引けた。銀は同10~50銭高としっかり。期中2限月は出合いがなかった。白金は同2~15円安と続落。NY安を受けて安寄りし、その後は方向感を欠いた。パラジウムは約定された期先2限月が同20~21円高。