金 4,575円 (-66)

プラチナ 5,042円 (-61)

4/15、ニューヨーク市場の金相場は約2%下落した。200日移動平均線を割り込んだのを受け、ストップロスの売りが膨らんだ。前日には総じて上伸した銀塊、白金族相場も、この日は値を下げた。金現物は米東部時間午後3時22分(1922GMT)時点で、1.8%安の1オンス=1302.89ドル。一時、1290.34ドルの安値を付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは27.20ドル安の1300.30ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日間平均に沿った水準だった。米東部時間8時20分から8時30分の間、米国の金先物の出来高は約2万枚と、その時点の出来高全体の5分の1に相当する水準を記録。米消費者物価指数発表直前の同8時27分には、わずか1分間で15ドル値を下げた。トレーダーらは、先週明らかにされた米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を手掛かりとした、最近の買い戻しに基づく金相場上昇は売りにさらされやすいと指摘。相場は前日、1オンス=1330.90ドルを付けていた。ニューエッジの貴金属トレーダー、トマス・カパルボ氏は「FOMC議事要旨を支援材料に1330ドルを付けた動きは買われ過ぎだったとみられ、金は利食い売りにさらされた。200日移動平均と1300ドルを下回ったことも大量のストップロスの売りを誘発する要因となった」と述べた。ウクライナ軍は15日、同国東部で親ロシア派の武装集団の強制排除に着手。金相場はこの材料にもかかわらず、値を下げた。トレーダーらによると、地政学的な緊張に関するプレミアムは既に金市場に織り込まれているという。東京貴金属の金相場は4営業日ぶりに反落。終値は中心限月9月先ぎりが前日比24円安の4314円、他限月は同22~28円安。日中立ち会いは、為替の円安・ドル高を受け、堅調に始まった。しかし、寄り後はニューヨーク時間外安を反映して値を消し、午後に入ると安値圏でもみ合い、大引けにかけ水準を下げた。銀は同30~60銭安と軟調。6、8月きりは出合いがなかった。白金は円安を眺めて高寄りしたものの、NY時間外の下げに追随して値を消し、ほぼこの日の安値で引けた。終値は同24~35円安。パラジウムは同27~59円安と反落。4月当ぎりは約定されなかった。