金 4,605円 (+11)

プラチナ 5,048円 (+9)

4/9、ニューヨーク市場の金相場はドル安を受け上伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日、3月18~19日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公開。今年量的緩和を終了した後、FRBがすぐに利上げに転じるとの懸念を緩和する内容だったことを反映した。ニューウエッジ(ニューヨーク)の貴金属トレーダー、トーマス・カパルボ氏は「市場関係者の多くは、予想より速いペースでFRBが利上げを実施する可能性を懸念していた。だが、議事要旨はそれほど速いぺースで利上げを行う必要性がないことが示され、このため金は上昇する機会を捉えた格好だ」と話した。金現物は米東部時間午後2時37分(1837GMT)時点で、4.04ドル(0.3%)高の1オンス=1312.26ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは3.20ドル(0.2%)安の1305.90ドルで終了した。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を約35%下回った。FOMCの議事要旨発表を受け、ドルが対ユーロで2週間ぶり安値に下落したことも、金相場の上昇要因となった。トレーダーらによれば、米経済がより楽観的な状況になったほか、地政学的な緊張の緩和により、ここ最近はヘッジとしての金の魅力に陰りが見られるという。東京貴金属の金相場は反落。中心限月2015年2月先ぎりは前日比25円安の4309円、他限月は同22~26円安。日中立ち会いは円高進展を受けた買方の手じまいなどに軟調に推移し、午後にかけて円の軟化やニューヨーク時間外相場の上伸を眺めた買い戻しなどに下げ渋った。銀は期先2限月が同10~80銭安。白金は小幅まちまち。円高を受けて続落して寄り付き、その後は円の軟化を受けて一部限月がプラス圏に切り返した。終値は同10円安~4円高。パラジウムは期先2限月がともに同7円安。