金 4,594円 (+8)

プラチナ 5,039円 (+11)

4/8、ニューヨーク市場の金相場は反発した。ドルが急落したことや、ウクライナ情勢をめぐり米国とロシアの緊張が再燃し、投資家の間で安全資産としての金の魅力が高まったことに支援された。イラク中央銀行が、過去2カ月間に60トンの金を購入し、今後数カ月以内にさらなる金買いを進める可能性があると明らかにしたことを受けて公的部門から買いが入ったことも相場を下支えした。金は3月中旬には、6カ月ぶりの高値となる1オンス=1400ドル近辺に上昇していたが、その後、ロシアがクリミア半島以外のウクライナのほかの地域を侵攻するつもりがないことを表明し、地政学的な緊張が緩和したことを受けて、4月初めにかけて大きく下げていた。ケリー米国務長官は8日、ロシアの工作員や特殊部隊がウクライナ東部での分離独立の動きをあおっていると非難。クリミアのケースと同じように、軍事行動を準備しようとしている可能性があると述べた。金現物は米東部時間午後3時(1900GMT)時点で、12.76ドル(1.0%)高の1オンス=1308.80ドル。取引時間中に一時、2週間ぶりの高値となる1314.43ドルに上昇する場面が見られた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは10.80ドル高の1309.10ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を約40%下回った。市場は9日に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨に注目している。東京貴金属の金相場は続伸。中心限月の2015年2月先ぎりは前日比18円高の4334円で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が利益確定売りに反落した地合いを引き継ぎ、安寄りした。その後は、NY時間外相場のジリ高歩調を眺め、手じまいや強気の買いに切り返し、この日の高値圏で取引を終えた。他限月の終値は同16~20円高。銀は同20銭~60銭高と小じっかり。白金は続落。NY安を受けた手じまい売りに終日軟調に推移した。終値は同17~28円安。パラジウムは同48~84円安で終わった。