金 4,571円 (+12)

プラチナ 5,065円 (+60)

4/1、ニューヨーク市場の金相場は続落し、7週間ぶりの安値を付けた。堅調な米製造業指数を受けた米株高に圧迫された。ただ、アジアの強い現物需要が相場を下支えするとみられている。3月の米製造業景況指数は前月から上昇。生産はリセッション(景気後退)が終了して以来の大幅な伸びを記録し、同国経済が立ち直りつつある傾向が改めて示された。HSBCのチーフ貴金属アナリスト、ジェームス・スチール氏は「金相場が最近の下落で1300ドルを割り込んだとき、アジアの現物需要はやや増加した。一段安となれば新興国市場からの強い買いが入り、さらなる下落を和らげる可能性がある」と述べた。金現物は一時、2月11日以来の安値の1オンス=1277.29ドルを付けたが、米東部時間午後4時43分(2043GMT)時点では0.3%安の1279.76ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは3.80ドル(0.3%)安の1280.00ドルで終了。ロイターの暫定データによると、出来高は30日間平均を約45%下回る水準だった。オンライン貴金属取引会社ブリオンボールトの調査によると、金小売市場では3月、地政学的緊張の後退を背景に個人投資家らの買い意欲は低下した。同社が算出する3月の金投資家指数は53と、2月の53.5から低下した。機関投資家の投資意欲も弱く、世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・シェアは31日、3.9トンの流出超過となり、1日当たりでは約6週間ぶりの規模だった。東京貴金属の金相場は反落。中心限月の2015年2月先ぎりは前日比22円安の4270円で取引を終えた。日中立ち会いは、31日のニューヨーク金先物相場がウクライナ情勢への警戒感が和らいだことを背景に続落したため、手じまい売りが先行して始まった。その後、NY時間外相場の軟調地合いから下げ幅を広げたが、大引けにかけてはやや買い戻された。他限月の終値は同17~23円安。銀は同80銭安~40銭高と小動き。白金は小幅まちまち。売り買いともに整理商いが主体で、終日、始値近辺でもみ合った。終値は、同7円安~6円高。パラジウムは同変わらず~30円高と総じて上伸。4月当ぎりは取引が成立しなかった。